中央区の駅ごとの賃貸相場はいくら? 中央区内にある各駅周辺の賃貸物件(アパート、
中央区の賃貸事情、住まいの環境は?
中央区は東京23区の中央に位置するエリアで、銀座や築地、日本橋など有名な街も多い。老舗百貨店や大型商業施設もあり、地下鉄や電車の駅も複数利用できるので利便性はもちろん高い。千代田区や港区とあわせて「都心3区」とも呼ばれ、まさに都内の中心地と言えるだろう。
中央区の西側に位置する日本橋や京橋周辺は、江戸時代から栄えており、歴史と伝統がある地域。多くの企業の本社や東京証券取引所、日本銀行本店が立地する、経済と金融の中心地だ。
一方、最近人気が高まっているのは、月島や勝どき、晴海などの臨海部だ。近年、埋め立てによって人工的に作られた土地だが、タワーマンションが数多く立ち並び、東京オリンピックの選手村も建設された注目エリアとなっている。
浜離宮恩賜庭園や浜町公園など、緑豊かな公園も多く整備されていて、都心にいながらも自然と触れ合える。水天宮をはじめとする神社や築地本願寺などの寺院も数多くあり、特に祭りの時期は活気があふれる街である。
中央区で賃料相場が安い駅ランキング
では、中央区内で平均賃料が安い駅はどこなのか見ていこう。
【中央区】 平均賃料が安い駅ランキング(全駅) |
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順位 | 駅名 | 平均賃料 | 平均専有面積 |
平均賃料 (㎡あたり) |
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1 | 東日本橋 | 136,906円 | 37.86㎡ | 3,679円 | |
1 | 馬喰横山 | 136,906円 | 37.86㎡ | 3,679円 | |
1 | 馬喰町 | 136,906円 | 37.86㎡ | 3,679円 | |
4 | 勝どき | 142,682円 | 41.65㎡ | 3,532円 | |
5 | 水天宮前 | 145,165円 | 41.03㎡ | 3,594円 | |
6 | 茅場町 | 146,050円 | 40.00㎡ | 3,723円 | |
7 | 小伝馬町 | 149,234円 | 39.40㎡ | 3,824円 | |
8 | 浜町 | 149,957円 | 42.16㎡ | 3,590円 | |
9 | 月島 | 150,175円 | 43.63㎡ | 3,539円 | |
10 | 人形町 | 152,323円 | 41.58㎡ | 3,691円 | |
11 | 京橋 | 152,518円 | 38.37㎡ | 4,018円 | |
11 | 宝町 | 152,518円 | 38.37㎡ | 4,018円 | |
13 | 八丁堀 | 152,642円 | 41.53㎡ | 3,744円 | |
14 | 新富町 | 154,501円 | 40.53㎡ | 3,856円 | |
15 | 築地 | 154,867円 | 40.74㎡ | 3,837円 | |
16 | 三越前 | 158,474円 | 39.78㎡ | 3,981円 | |
16 | 新日本橋 | 158,474円 | 39.78㎡ | 3,981円 | |
18 | 銀座一丁目 | 158,692円 | 37.32㎡ | 4,346円 | |
19 | 日本橋 | 158,709円 | 39.64㎡ | 4,048円 | |
20 | 築地市場 | 158,760円 | 39.41㎡ | 4,085円 | |
21 | 銀座 | 159,766円 | 37.51㎡ | 4,304円 | |
22 | 東銀座 | 166,151円 | 39.85㎡ | 4,179円 | |
※平均賃料、平均専有面積:2009年から2020年までの賃貸取引データから算出。1㎡あたりの賃料:取引のある賃貸物件の平均賃料を平均専有面積で割り出して算出。 |
中央区で賃料相場が安い駅は、東日本橋駅、馬喰横山駅、馬喰町駅が同率で1位、4位:勝どき駅、5位:水天宮前駅となった。同率で1位とはしているが、接続している駅なので実質は同じエリアだと考えていい。6位以降は、茅場町駅、小伝馬町駅、浜町駅と続く。
平均賃料が最も安いのは、東日本橋駅
中央区の中で平均賃料が最も安いのは、東日本橋駅で平均賃料は136,906円だ。
東日本橋駅は都営浅草線の駅で、東京駅や新宿駅といった主要駅まで、20分程度で到着する。徒歩圏内には、JR総武快速線・馬喰町駅や都営新宿線・馬喰横山駅など複数の駅があるので、乗り換えにも便利である。
駅周辺はオフィス街になっており、平日はサラリーマンなどで賑わうが、夜間や休日は人出が少なく、落ち着いた雰囲気となる。スーパーやコンビニはもちろん、カフェや飲食店も数多く立ち並んでいるので、意外と生活利便性は高い。
駅の近くには隅田川が流れ、河川敷や公園には緑が多いため、都心にいても自然に親しんだり、散策を楽しんだりできる。
㎡単価で割安だったのは、勝どき駅
中央区の中で㎡単価の平均賃料が最も安いのは「勝どき」駅。1㎡あたりの賃料は、3,532円だった。
勝どき駅は都営大江戸線の駅。新宿駅や六本木駅まで乗り換えなしで行ける上に、渋谷駅や東京駅にも1度の乗り換えで行ける交通アクセスの良さは大きなメリットである。首都高速湾岸線が近くを走っており、車での移動も便利だ。
タワーマンションが数多く立ち並び、最近では、2020東京オリンピックの選手村跡地に大型マンション「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」が建設されるなど、注目度が非常に高い。こうしたタワーマンションの住戸の多くはファミリー向けとなっていて、周辺には公園や広場、スーパーなども多く、生活利便性が非常に高い。
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平均賃料が最も高額だったのは、東銀座駅
中央区の駅の中で平均賃料が最も高額だったのは「東銀座」駅。平均賃料は166,151円だった。
東銀座駅には、都営地下鉄浅草線と東京メトロ日比谷線が乗り入れる。周辺施設で有名なのは歌舞伎座だろう。銀座駅から徒歩圏内であるほか、住戸が少ないエリアだということもあって、平均賃料は都内でもトップクラスに高い。意外にも、スーパーやドラッグストアが多く、銀座まで行けば病院も充実している。
銀座の中心地よりも落ち着いた雰囲気なので、「銀座」という地名にこだわりがある人にとっては、家賃は高いが住みやすい場所だとも言えるだろう。
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