auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローンを今借りるなら変動か固定か? 住宅価格高騰と追加利上げ局面で選ぶべき金利タイプとは

【第94回】2024年5月24日公開(2024年5月24日更新)
千日太郎:住宅ローン・不動産ブロガー

住宅ローンの変動金利と固定金利は、住宅価格の高騰と追加利上げの局面においてはどちらを選ぶのが得なのでしょうか。2024年5月時点の金利動向を踏まえ、変動金利か固定金利のどちらを選ぶべきかを解説します。(住宅ローン・不動産ブロガー 千日太郎)

住宅価格高騰下、変動金利の上昇リスクも顕在化してきた

住宅価格高騰と利上げ局面で選ぶローンは変動金利か固定金利か
住宅価格高騰と利上げ局面で選ぶローンは変動金利か固定金利か(出所:PIXTA)

 こんにちは、公認会計士の千日太郎です。

 不動産価格は高騰を続けており、東京都心のみならず地方都市の一見普通のマンションでも、もはや1億円を超える物件は珍しくもありません。一部の銀行で住宅ローンの期間を50年まで延長している背景には、家を購入するボリュームゾーンである30代の収入では、35年を前提として買える物件が減ってきているからだとも言えるのです。

 さらに、2024年3月には日銀がマイナス金利政策を解除し、5月には一部の銀行が変動金利の基準金利を0.1ポイント上昇させています。

 住宅価格が高騰している環境下では、少しでも低金利の住宅ローンを利用したいところですが、最も金利の低い変動金利タイプは、金利上昇リスクが顕在化してきているのです。

 すでに市場では追加利上げの時期と金利の引上げ幅に話題が移っています

 今後、変動金利が何パーセント上がれば、固定金利(フラット35)が得になるのか? というラインについては、前回の記事「変動金利VS フラット35! 「子育てプラス」で得をする金利上昇シナリオとは?」で詳しく解説しました。

 では、今の時点で「自分が変動金利と固定金利のどちらを選べばいいのか?」を判断するときの切り口について、ここでまとめておきたいと思います。

結論1:変動金利と固定金利どちらが得かは、ローンの「完済」がポイント

 身も蓋もないのですが、変動金利と固定金利のどちらが得になるか? については住宅ローンを「完済」するまでわかりません。

 ただし、この「完済」というのがミソでして、一般的には住宅ローンの返済期間は35年とされており、完済は35年後と思う人が大半だと思います。

 しかし、住宅金融支援機構が発表している「2019年度 民間住宅ローンの貸出動向調査」によると、平均15.7年で住宅ローンが完済されているのです。

 これは、完済には住み替えや借り換えが含まれるからです。住み替えや借り換えのタイミングでも住宅ローンを精算するので、変動金利が得だったのか、固定金利が得だったのかを判断できるということです。

住み替えの可能性を想定するなら、変動金利

 変動金利を選ぶ場合は、住み替えによって所定の35年よりも早く住宅ローンを完済する可能性について検討すべきです。

 その場合は、今から購入しようとしている物件を売却して住宅ローンを完済することになります。

 新居を住宅ローンで購入する場合は、住み替えたいと考えているタイミングで今の家が売却できて、かつ、住宅ローンを完済できるのが理想ですね。

 まとめると、以下の2点を兼ね備えた物件が望ましいということになります。

  • ①売りたいと思ったら比較的すぐに買い手が付くこと
  • ②売り値で住宅ローンを完済できること

 つまり、非常に流動性の高い物件ということです。まず、都心のマンションであれば①に該当すると思います。

 ②については物件によるとしか言えないのですが、マンションや大手不動産のニュータウンのように、立地や性能面で同質な物件が集合しているものであれば、同様の売買事例が豊富にあり、売却可能価格をかなり精密に予想することができます。

 つまり、リセールを重視して都心部のマンションや大手不動産のニュータウンを購入する人は変動金利に適していると考えて良いと思います。

 むろん、これから購入するマイホームですから、誰しもすぐに売ろうとは考えないと思います。

 しかし、統計的には前述のように15年程度が完済までの平均期間であることからすると、10年程度で売却する人も決して少数派ではなさそうです。

 このような考え方がしっくりくる人であれば、多額の住宅ローンを金利上昇リスクのある変動金利で借りる場合であっても、合理的な判断であり、金利上昇リスクに対して対応する選択肢を確保していると考えられます。

変動金利なら借り換えを想定しなくていい

 そして、変動金利を選ぶ人は、基本的に借り換えによって住宅ローンを完済するというケースを想定することはありません。

 なぜならば、この記事を執筆している2024年5月時点での変動金利の水準は0.3%台と非常に低金利になっていて、これ以上の引き下げはあまり期待できないからです。

 さらに、借り換えにはローン残高の2.2%(税込み)前後の融資手数料を取られることになります。

 今後、さらに低金利の変動金利が出てきたところで、借り換えコストをまかなえるほど利息を節約するには、かなりの年数が必要になります。

 変動金利で他行の金利が下がってきている場合は、借り換えるよりも現在の銀行に対して金利引き下げ交渉を行う方がコストを低く抑えられます

 何しろ銀行に電話して「金利を見直してほしい」と申し出るだけですからね。審査に通れば、翌月から引き下げられた金利が適用されることになります。所定の事務手数料や印紙代がかかりますが、数万円の固定費で済みます。

【関連記事】>>返済中の住宅ローン金利を下げさせる交渉術は?〜銀行員がリアルに解説

結論2:固定金利は借りた後の行動で損得が分かれる

 もう一つのポイントは、借りた後でも金利動向に合わせて正しい行動を取ることで、損にも得にもなるということです。それは、状況に応じて借り換えや繰り上げ返済の判断ができるかどうかです。

固定金利なら、金利や状況に合わせて借り換えや繰り上げ返済を

 固定金利タイプを選ぶなら、今はフラット35の「子育てプラス」の金利引き下げ制度のメリットを享受することをおすすめしています。

 当初の期間は最大年1%の金利引き下げとなるので、全期間固定でありながら変動金利と同じくらいの水準で借りられるのです。

 しかし、この期間が終われば金利の引き下げはなくなります。このタイミングで、より低金利な商品が出ている場合は、借り換えることでコストを抑えながら住宅ローンを維持することが可能となります。

 また、住宅ローン控除の期間は10年となっているので、これを過ぎるとローン残高に対する税金のキャッシュバックはなくなります。

 このようなタイミングで効果的に繰り上げ返済をすることで、固定金利の弱点である利息負担を効果的に抑えることができるのです。

住み替えるなら、固定金利は損かも?

 35年よりも早いタイミングで住み替える可能性があるなら、全期間固定金利はあまり合理的な選択とは言えません。

 金利を固定する期間が長ければ長いほど金利は高くなりますので、その固定期間よりも早く完済するのであれば、そんなに長い期間にわたって金利を固定する必要はなかったということになるからです。

 むろん、先のことは分かりませんが、変動金利のケースの逆を想像してみるとわかりやすいと思います。こだわりの家を建てたい人、この地に骨をうずめる気持ちでいる人であれば、よほどの必要に迫られない限り住宅を売却することはないでしょう。

 住宅を選ぶ際にリセールを重視する人であれば、今は売る気がなくても、売却することで経済的なメリットがあるなら売るかもしれません。

【関連記事】>>マンションを賢く住み替える秘訣とは? 「リセール指数」が高い物件で高値売却を狙おう!

まとめ〜変動金利か固定金利かは、メンテナンスのコストも考えて判断する

 3月の植田日銀のマイナス金利政策解除によって、今のところは住信SBIネット銀行イオン銀行が変動金利の基準金利を0.1%上げた程度にとどまっており、大半の銀行は横ばいとしています。

 だからといって、今後も変動金利は上がらないかも? と期待するのは楽観的すぎるでしょう。

 植田日銀の狙いは金融政策の正常化ですから、残り4年の任期の間にできれば複数回の利上げを行い、短期政策金利をコントロール可能で、景気を冷やしもせず過熱もさせない自然利子率の水準にしたいと考えていると見ています。

 次の追加利上げからは、いよいよ民間銀行も変動金利の店頭基準金利を上げてくる可能性があります

 しかし、内閣府が5月16日に発表した「1~3月期の国内総生産(GDP)速報値」は物価変動の影響を除いた実質が、前期比で年率換算2.0%減と2四半期ぶりのマイナスになったことが報じられています。景気への影響を鑑みると、短期的に連続利上げを断行するとは考えにくいです。ただし、これはあくまで数カ月~1年程度のスパンで予想される動向です。

 一方で、住宅ローンは35年の長期にわたるものです。変動金利を選ぶということは、金利が上がる度に「毎月の返済にいくら影響するか?」そして「総額ではいくら増えるのか?」というチェックを、その都度行うことが必要になってくるのです。

 変動金利には、そうしたメンテナンスに手間がかかるので金利が安い。対して固定金利は、ある程度楽ができるので高いのだとも言えるのですね。

【関連記事】>>住宅ローンの金利上昇リスクにどう対応すべきか? リスクを軽減するコツも紹介

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新規借入2024年12月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.413%
総返済額 3218万円
表面金利
年0.284%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,045円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/12/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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