auじぶん銀行の住宅ローン

メガバンクは住宅ローンを推していなかった?! 「金利のある世界」に向けて銀行が求めているものとは

【第31回】2024年7月1日公開(2024年7月1日更新)
加藤隆二:金融ライター(現役銀行員)

銀行は住宅ローンをどのように捉えているのでしょうか? 住宅ローンの優先順位が低い銀行は、今後の追加利上げで、躊躇なく住宅ローン金利(特に変動金利)を上げてくる可能性があります。そこでメガバンク、地方銀行、ネット銀行など各銀行の現在のスタンスを公式サイトから分析してみました。(金融ライター・加藤隆二、現役銀行員)

銀行の住宅ローン優先度を公式サイトで探る

銀行の住宅ローン優先度を公式サイトで探る
銀行は住宅ローンをどれぐらい優先しているのか(出所:PIXTA)

 マイナス金利が3月に解除され、社会では今後のゼロ金利解除による「金利のある世界」に注目が集まっています。

 そこで今回は、メガバンク、地方銀行、ネット銀行などが「優先順位としているものは何か?」という点を公式サイトなどから探っていきたいと思います。

 例えば、住宅ローンの優先順位が低い銀行は、利上げにより住宅ローン金利をすぐに上げる可能性があるといったことが予想されます。

メガバンクは住宅ローンを推していない

 まず、メガバンクから見ていきましょう。以下の情報ソースからメガバンクの方針を探ります。

<銀行の戦略・方針検索方法>

  • ・公式サイトで横に自動スワイプする広告やキャンペーン(※)
  • ・商品一覧における住宅ローンの優先度など
  • ・「銀行 住宅ローン」などの検索で上位ヒットした銀行の専用ページ
    (※ スワイプ広告やキャンペーンは筆者が調査した時点のもので、日々更新されています)

 各銀行がどこに力を入れているのか? 住宅ローンは商品一覧で何番目くらいに位置しているのか? について、銀行員の視点で表にまとめてみました。

図表1 メガバンクの住宅ローン優先度とトピックス

メガバンクの住宅ローン優先度とトピックス
出典:みずほ銀行三井住友銀行個人のお客さま | 三菱UFJ銀行りそな銀行
住宅ローンの優先度は商品一覧などから確認

メガバンクの「戦略」は?

みずほ銀行はお財布アプリが1番目のトピックスだった
みずほ銀行はお財布アプリが1番目のトピックスだった(画像:みずほ銀行公式サイトから)
【結論】メガバンクは新規口座と銀行アプリを前面に出して売り込みたい

 まず、公式サイトで住宅ローンが前面に出てくるメガバンクは一つもないことがわかりました。

 もちろん、検索キーワードでたどり着くことはできますが、やはり公式サイトで住宅ローンがすぐ目に飛び込んでこないのは、メガバンクが住宅ローンから一歩引いている姿勢の表れかもしれません。

 銀行として重視しているのは新規預金者の獲得で、そこから銀行アプリやクレジットカードなどの派生サービスに結びつけたい戦略が見えてきます。

 もちろん取引の先には住宅ローンもあるわけですが、まずは入口段階である新規口座開設と、そこで同時に銀行アプリを浸透させたいようです。

地方銀行は住宅ローンはそこそこに、生き残りに必死

 現在、日本の地方銀行は第一地銀(いわゆる地方銀行)が62、第二地銀(旧・相互銀行など)が37となっています。【参考①】地方銀行の数 銀行免許一覧(都市銀行・信託銀行・その他)

 今回は、第一地銀で規模の大きい3行をピックアップして、公式サイトを見てみました。

図表2 地方銀行の住宅ローン優先度とトピックス

地方銀行の住宅ローン優先度とトピックス
出典:福岡銀行横浜銀行千葉銀行
住宅ローンの優先度は商品一覧などから確認

地方銀行の「戦略」は?

【結論】地方銀行は生き残り策に必死で、ローン推し銀行でも住宅ローンは一番ではない

 メガバンクと同じように、公式サイトで住宅ローンが前面に出てくる地方銀行はないことがわかりました。

 地方銀行の経営が振るわず、生き残りに必死なのはよく知られていることです。そのため現在の地方銀行は、それぞれが収益源を求めて独自路線を進んでいます。

 大きく分けるとNISAなどに代表される「投資や運用イチオシ銀行」(上記では福岡銀行・横浜銀行)。カードローンや複数借り入れおまとめローンなど「消費者金融寄りの銀行」(上記では千葉銀行、他には静岡県のスルガ銀行など)があります。

 しかし、住宅ローンに限定すれば、地方銀行でもメガバンクと同じようにやはり優先度は低い傾向にあります。

 たとえば、ローンに力を入れている千葉銀行も、住宅ローンはローンで4番目(1番はおまとめローン)なのです。

 また、地方銀行の特徴としては「来店予約」が目立つことも挙げられます。来店予約により顧客の目的を事前に知ることができるので、投資や運用などもうけにつながる客と、それ以外のあまりもうからない(住所変更、預金の引き出しなど)来店客を選別できます。

 そのため、来店予約はメガバンクから地方銀行へと浸透しています。そして、やたらと来店予約を前面に推してくることからも、やはり生き残りに必死な地方銀行の一面が見えてきます。

ネット銀行によっては住宅ローンに注力している

 現在、日本国内のネット銀行(正式名称は「インターネット専業銀行」)は17行あります。ここから代表的なものをピックアップしました。

図表3 ネット銀行の住宅ローン優先度とトピックス

ネット銀行の住宅ローン優先度とトピックス
出典:auじぶん銀行SBI新生銀行NEOBANK 住信SBIネット銀行PayPay銀行楽天銀行ソニー銀行
住宅ローンの優先度は商品一覧などから確認

ネット銀行の「戦略」は?

【結論】住宅ローンに最も力を入れているが、それでも銀行により温度差がある

 インターネット専業というくらいで、原則として店舗を持たないのがネット銀行最大の特徴です。そのため、ATM利用の利便性を高くすることで顧客を集めるのが一つの戦略で、ATM利用網や手数料無料などに力を注いでいます

 また、これと同様にメガバンクや地銀・信金との差別化で、ネット銀行が住宅ローンに力を入れていることが一覧表からもうかがい知ることができます。

 しかし、ネット銀行の中においても住宅ローンへの力の入れ具合に温度差も見えてきます。

 銀行員の目から見ると、楽天銀行、ソニー銀行などは住宅ローンよりもクレジットカードや外貨預金推しのように感じます。

 一方、公式サイトだけでは住宅ローンへの力の入れ具合がわかりにくいのもネット銀行の特徴です。なぜかというと、インターネットが命とも言えるネット銀行では、検索ワードなどでユーザーの目に飛び込むよう上位でヒットするような工夫をしているとも思われるからです。

 ネット銀行で住宅ローン推しと言われる住信SBIネット銀行は「住宅ローン 銀行」とか「住宅ローン 金利」などと言ったワードで検索すると上位でヒットするようになっていて、その特集ページは非常に充実しています。

 その代わりなのか、公式サイトでは素っ気ないほど住宅ローンの表現は控えめに見えるほどです。

 ここまでまとめると、ネット銀行全体では住宅ローンに力を入れているが、銀行での温度差もあり、住宅ローンを推す銀行はネット検索で上位でヒットするように工夫し、ネットユーザーの住宅ローン取り込みを狙っていると言えます。

銀行員としてはあまり実行してほしくないですが…

 今回は、各銀行の戦略や住宅ローンへの力の入れ具合を探りました。今後、ゼロ金利政策の解除により、住宅ローン、特に変動金利が上昇する可能性があります。その際、住宅ローンの優先度が低い銀行では、躊躇なく金利を引き上げるかもしれません

 この見解はあくまで個人的なもので、確定的なことは言えません。しかし、先行き不透明な現在、「自分が取引している銀行は何を優先しているのか?」という視点で見つめ直すことも一つの対策かもしれません。

 また最近のネット記事では、住宅ローン金利が上昇したときの対策として「固定金利への切り替え」や「繰り上げ返済」といった内容が多く見られます。

 これに関して反論が出るのを覚悟で申し上げるなら、金利が上昇した後に固定金利に換えるとしても、変動金利が上昇するなら、固定金利はもっと高水準になっているでしょう。

 また、繰り上げ返済は、まとまったお金がある人には有効ですが、資金がない人にとっては現実的な解決策とは言えません(私自身、子供の進学などで繰り上げ返済の資金を持っていないため、金利上昇が心配です)。

 したがって、銀行員の私からすれば、これらの解決策は現実的とは思えないのです。

 解決策として挙げるなら、例えば「金利を引き上げるなら、ほかの銀行で借り換えるよ!」とアピールして、金利引き上げを防ぐ行動をする。このように自分から何らかのアクションを起こすことをおすすめします。

 実はこの対策、銀行員としてはお客さまにあまり実行してほしくないことなのですが…。とにかく、黙っていては金利引き上げに納得したことになってしまいますので「動くなら今」だと思います。

 この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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