auじぶん銀行の住宅ローン

不動産投資ローンに積極的な地方銀行が不動産バブルを引き起こす?! 銀行員がその可能性を解説!

【第39回】2025年1月30日公開(2025年1月29日更新)
加藤隆二:金融ライター(現役銀行員)

「不動産投資に積極的な地銀、新たな不動産バブルの到来か?」。こんな見出しが目につくように、地方銀行や信金など地域金融機関が不動産投資ローンに積極的な状況で、そこからいくつかの懸念や問題も見え隠れしています。そこで、地方銀行の不動産投資ローンに焦点を当て、その背景と今後、不動産バブルが発生するのかを解説します。(金融ライター・加藤隆二、現役銀行員)

地銀の不動産投資ローンへの取り組み姿勢は二極化している

不動産投資ローンに積極的な銀行はどこ?
不動産投資ローンに積極的な銀行はどこ?(出所:PIXTA)

 まず、地方銀行における不動産投資ローンの現状を見てみましょう。

 人口減少や地域経済の減退から、地方銀行の経営は苦境に立たされています。そのため、経営統合が頻繁に行われたり、新分野に活路を見いだそうとしたり、地方銀行はどこも生き残りに必死なのが現状です。

 そこで、不動産投資ローンを生き残り策の一つとして「のめり込む銀行」がある一方で、不動産投資ローンから一切手を引いている銀行もあるなど、その取り組み姿勢は二極化しています。

 こうなった理由として大きいのは、やはり過去に発生した「かぼちゃの馬車」問題など、不動産投資ローンの不正融資問題があると、銀行員の私は考えています。

 社会問題にまで発展したことから、リスクを恐れて不動産投資ローンから手を引く地方銀行があるのに対し、これをチャンスと捉えて積極姿勢に転換した銀行もあるという図式になっています。

※かぼちゃの馬車問題:シェアハウスへの投資スキームで運営会社が破綻し、投資家が巨額の債務を抱えた問題。不動産会社が融資書類を改ざんし、スルガ銀行が不正融資に関与したことで被害が拡大した。

「不動産投資」を商品名に使わない不動産投資ローンが増加している

 上記した不正融資問題も影響しているのか、最近は不動産投資関連の融資に対し、「不動産投資」という言葉を使わない金融機関も増えています。

 そのため、自分で不動産投資ローンを扱う銀行をネットで検索しても、なかなか見つからないこともあるのです。

 例えば、不動産投資関連の融資では「不動産投資」を使い続けている銀行があれば、別の呼び方を使うところもあります。

 さらに、従来の不動産投資はアパートが多かったので「アパートローン」という呼称を使い続けている銀行などさまざまです。そこで参考に、それぞれの呼称別でまとめてみました。

<不動産投資ローンの名称の違い>

不動産投資:スルガ銀行、オリックス銀行、関西みらい銀行、佐賀共栄銀行

資産形成・資産活用:静岡銀行、北洋銀行、福岡銀行、鳥取銀行

アパート・マンション:三井住友銀行、りそな銀行、横浜銀行、千葉銀行、常陽銀行

 メガバンクはアパート(またはアパート・マンション)という従来の呼び名を使い続けています。

 ちなみに、みずほ銀行はグループ会社でアパートローンを取り扱っています。また、三菱UFJ銀行は公式ページで不動産投資関連のローンは見つかりませんでした(取り扱いをしないというわけではなく、個別の対応と思われます)。

地銀は「資産形成」という名称が多い

 一方、地方銀行は「資産形成」という表現を好んで使っているようです。これは銀行員としての個人的見解ですが、不動産投資の不正からネガティブなイメージを避けたい狙いだと思います

 そして、過去の話ではあっても、不動産投資ローンの不正融資などで注目されたスルガ銀行は、現在も不動産投資(正式には『投資用不動産ローン』)というキーワードを引き続き使っています。

 一方、やはり不正融資で問題となった西武信用金庫は、公式ページで関連する融資は見当たりませんでした。

 いずれにしても、不動産投資という言葉よりも資産形成やアパート・マンションというキーワードのほうが主流になっていると言えます。

※西武信用金庫の不正融資問題:不動産投資ローンの審査書類の改ざんなど、不適切融資で問題となった。

不動産投資ローンに積極的な地銀、消極的な地銀はどこ?

 次に、地方銀行で不動産投資ローンに力を入れているのはどこか、考えてみたいと思います。

 しかし、上記したように「ウチは不動産投資に力を入れてますよ!」と大っぴらに言いにくい状況もあるため、堂々とそういった表現をしている銀行は皆無です。

 そこで、地方銀行の規模・収益力で上位の10行について、公式ホームページの表現などから積極度をまとめてみました。

 銀行員として私が感じた個人的見解ではありますが、まず検索ワードでヒットするところはそれだけ積極的だと言えます。

 上表では、横浜銀行と静岡銀行が「不動産投資ローン」「資産形成ローン」で検索すると公式サイトがヒットしました

 このことから積極姿勢だと判断しましたし、不動産投資に関連するサイトなどでも、横浜銀行と静岡銀行は積極姿勢といわれているようです。

 次に、自然体というのは、「公式サイト→ローン一覧→アパートローン」といったように自分である程度の目的意識を持って進んでいかないと不動産投資関連融資までたどり着けないタイプです。これらは公式サイトに掲載はしているので自然体と考えられます。

 そして最後の消極姿勢については、公式サイトから不動産投資に関するローンにたどり着けなかった、あるいは不動産投資関連のローン取り扱いがないと思われる銀行です。

 いずれにしても、地銀上位行でもこのように姿勢の違いがあることがわかります。

地銀が不動産投資ローンに力を入れる3つの理由とは

 地方銀行が不動産投資ローンに力を入れる理由としては、主に3つの点が考えられます。

1. 住宅ローンより金利が高いため

 不動産投資ローンは、銀行にとって高金利のローン商品であることは間違いありません。

 住宅ローンなら変動金利で1%未満が普通なのに対し、不動産投資ローンでは2~3%、あるいはそれ以上の金利もあるからです。また、不動産投資ローンでは「融資手数料」などの手数料も見込まれます。

 収益環境が厳しい現状では、新しい収益源として不動産投資ローンに注力する銀行もあるのです。

2. 地元では稼げなくなり、都市圏に活路を見いだすため

 地方銀行同士でしのぎを削りあう状況が続いているので、地元では預金や住宅ローンなども奪い合いで、例えばローンなら低金利でないと他行に勝てないからと、低金利競争になるなど地銀は地元では稼げなくなりつつあります。

 一方で、不動産投資は投資したい人と住みたい人がいれば次々にニーズは生み出されます

 また、地銀でも地元以外の大都市圏に支店があると、その地域でも不動産投資ローンを取り扱いできるので、この点も不動産投資ローンに積極的な地銀がある背景になっています。

 例えば、ある地方銀行では、地盤とする営業地域以外にも大都市圏に支店があり、そこも不動産投資ローンの取り扱いエリアに含んでいます。その地方銀行員の方は以下のように話しています。

 「営業基盤ではなくても東京や神奈川県に支店があるので、むしろそういった首都圏で不動産投資ローンを刈り取っていますよ。お客様からはウチの銀行が何で首都圏に?と不思議がられていますが」(ある大手地方銀行員)

 このように、地元を飛び出して不動産投資ローン獲得へ躍起になっている銀行もあるのです。

3. 長期でもうけられるから

 不動産投資では、一人の投資家が所有物件を増やしていくこともよくあります。

 また、一度審査に通過した顧客で返済に問題がなければ、2棟目、3棟目のローンも審査通過の可能性が高くなり、銀行としても初見の顧客より返済実績のある「お得意様」のほうが取引としては望ましい面もあります。

 このように投資する側と、その融資を取り扱う銀行側と双方で長く付き合いたいという利害の一致があるのです。

今後、地銀が不動産バブルを起こす可能性は?

 地方銀行が不動産バブルを起こす可能性はあるのか?について、銀行員としては過去のバブル景気の時のような、異常な状態になることはないと考えています。

 社会も投資する人も、それぞれさまざまな失敗や経験を積み重ねていますし、何か大きな動きがあれば、その逆の反動も起きるはずだと思われるからです。

 例えば、かぼちゃの馬車問題に代表されるように、過熱すると軋轢(あつれき)や問題も発生し、そのあとは沈静化するという流れもあるでしょう。

 いずれにしても、いくら地方銀行が力を入れても、不動産投資を実際に行う人たちが冷静である限り、土地や建物の価格が不当に高騰するような状況は起こりえないと考えます

銀行員として、不動産投資を考えている人へのアドバイス

 今回は地方銀行を中心にした、不動産投資ローンへの積極姿勢について解説してきました。

 最後になりますが、銀行員として不動産投資ローンを取り扱っている当事者として感じるのは、安易な言葉や見出しには踊らされないでほしいということです。「うまい話には裏がある」ということもあります。

 「サラリーマンから年収〇億円の不動産投資家になる方法!」
「不動産投資の必勝法を教えます」

 こういった見出しの記事は数えきれないほどありますし、電車広告などでも見かけます。

 しかし、必勝法や成功パターンなどは他人にまねできないからこそ必勝法なはずで、わざわざ教えてくれる人はいないでしょうし、教えるからには対価(セミナー費用や書籍購入)を求めているでしょう。

 もちろん、これらがすべて悪いものばかりだとは言いませんし、(当事者としても)不動産投資を否定するものでもありません。ただ、不動産投資は慎重に考えていただきたいのです。不動産投資で失敗した人も見てきた銀行員として、本心からそう思います。

【関連記事】
>>不動産投資の偽装がバレたときの重い結末エピソード2選!「なんちゃって住宅ローン」の手口を銀行員が解説

>>不動産投資や高級車などの資産形成ローンを、銀行が積極セールスする理由を銀行員が解説

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.413%
総返済額 3218万円
表面金利
年0.284%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,045円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③KDDIグループのインターネット銀行で全国に対応

2025/1/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。変動金利(新規借入)で、50歳以下の方が一般団信を選択し、物件価格の80%以下で借入れた場合の金利は年0.344%。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • KDDIグループのネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
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※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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