住宅ローンの10年後の変動金利は1.493%〜2.892%まで上昇と予想! 12銀行を試算【2025年最新予測】(住宅ローン金利の仕組み・第2回)

2025年5月12日公開(2025年5月12日更新)
淡河範明:住宅ローンアドバイザー

2024年最新の金利予想はこちらです。

以下は2024年6月時点の金利予想です。

住宅ローン10年後の変動金利を試算(2024年6月時点)

 以下は、2024年6月時点の12銀行の10年後の変動金利を試算した表です。

住宅ローン10年後の変動金利を試算(2024年6月時点)

 前回(2023年11月)の試算に比べれば平均で約0.1%と上昇幅はわずかですが、金利を上げた銀行が5行、下げた銀行が6行となっていて、金利を少し下げた銀行が多かったことに驚きました。

 しかし、これまでの変動金利を長いスパンで見れば、1990年代には変動金利が8%を超えた時期もあり、変動金利はまだまだ低い水準にとどまると予想しているようです。

 また、各銀行の10年固定金利と見比べてみて、特徴的なのは、12銀行中、10行は、10年固定金利の適用金利よりも10年後の変動金利が高く設定されているという点です。

 つまり、12銀行中、10行は変動金利の上昇を強く見込んでいると言えます。

 変動金利は日銀の金融政策次第で大きく変わりますが、各銀行は10年後に上記の変動金利になるとの予想のもと、金利を設定しています。銀行は日銀のゼロ金利解除も見越して、金利の上昇を確信しているようです。

12銀行は変動金利の上昇時期を何年以内と予測しているか

 次に、各銀行が変動金利の上昇時期をどのように想定しているのか、試算してみましょう。

 2024年3月に、「マイナス金利解除」と長期金利を0%に誘導する「イールドカーブ・コントロール(YCC)」政策の撤廃を決定したことにより、非伝統的な金融政策が終了しました。

 これにより正常な金融政策に戻ったため、市場の関心は「ゼロ金利解除」に移っています。(参考記事:日銀は3月会合でマイナス金利政策を解除!今後の住宅ローンへの影響は?

 これまで、日銀による金融政策導入のタイミングで大手銀行の住宅ローンの変動金利は0.5%程度下落したため、異次元金融緩和が解除されれば、その分は上昇すると予想していました。

 しかし、2024年3月の解除から6月時点では、変動金利は0.1%も上昇していません

 これは、銀行が金利を上げると取引が減ることを恐れ、利上げに慎重になっているものと見られます。

日銀のゼロ金利解除で変動金利は1%を超える

 では、異次元金融緩和の解除からさらに一歩踏み込み、今後、日銀による「ゼロ金利政策」が解除されると、変動金利はどうなるのでしょうか。

 過去のゼロ金利解除時は、変動金利が1.875%程度でしたが、緩和的状況が続く中、金利の上昇スピードはこれまでよりも遅くなる可能性が高くなっていると見ています。

 質的・量的金融緩和を解除はするものの、景気の好循環に向かうための準備段階であり、緩やかながら着実に成長しているようで、金利は本格的に上昇を始める兆しが散見されます。

ゼロ金利解除は2年〜10年以内と予想

 異次元緩和は終了しましたが、次のゼロ金利解除までは金利が1%までは上昇しない可能性が高いと考えております。

 ここでは、変動金利が1%を超えるのはゼロ金利解除後であると想定し、銀行の予測状況を見てみました。

 日銀のゼロ金利解除の時期を各銀行が何年以内に予想しているのか試算した結果は以下のとおりです。

日銀のゼロ金利解除の時期を予想(2024年6月時点)

 試算の結果、みずほ銀行をはじめ、12銀行中10行が3年以内(内、6行は2年以内)にゼロ金利が解除されると予想しているようです。

 前回(2023年11月)に試算した時は、3年以内に動きがあると見ている銀行はたったの2行だったので、これまでの予測を変更して、金利の上昇スピードは速くなると見ているようです。

 また、住信SBIネット銀行は、前回は2年以内と予想していましたが、5年以内と大胆な変更をしたようです。

 メガバンクや地方銀行に続き、ネット銀行も預金金利の引き上げの動きが見られるようになりました。銀行にとっての仕入れである預金金利の上昇は、売値である住宅ローン金利の上昇の前触れであると考えられます。

今後10年、20年、30〜35年までの変動金利推移を予測(2024年6月時点の予想)

 2024年6月時点の「X年後の変動金利推計」を試算していきます。

 銀行により固定金利の最長固定期間が、10年、20年、30年or35年と3パターンあるので、3つに分けてグラフを作成してみました。

今後10年までの金利推移予測(イオン銀行、楽天銀行)

今後20年までの金利推移予測(三菱UFJ銀行、みずほ銀行、住友銀行、りそな銀行、ソニー銀行、SBI新生銀行)

今後30年or35年までの金利推移予測(三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、PayPay銀行)

今後10年までの金利推移予測

今後10年までの金利推移予測(イオン銀行、楽天銀行)

 物価2.0%がある程度安定的になれば、変動金利はその水準を超えて大きく下がる可能性は低いので、物価の先行きについてもインフレ傾向を見込んでいるものと思われます。

 イオン銀行と楽天銀行は、10年かけて緩やかに2.0%以上に上昇するという予想は大きく変えていませんが、金利上昇が以前よりも若干大きくなると予想しているようです。

今後20年までの金利推移予測

今後20年までの金利推移予測

三菱UFJ銀行

 1年以内にゼロ金利解除を見込んでいるようで、その後、変動金利は3%近くまで上昇すると予想。経済の安定的な成長を見込んでいるようです。10年後の金利予想だけが落ち込んでいるのは、10年固定金利を営業政策上、低めに設定しているからでしょう。

 その後も、景気は好況と不況を繰り返し、11~15年以内には金利が6%近くまでの上昇を見込んでいて、金利が経済成長率を上回る正常な状態になると見ており、理想的な経済成長を想定しているようです。

みずほ銀行

 金利上昇は緩やかになると想定していて、変動金利が1%以上となるのは2年後と想定しているようです。その後、金利は徐々に上昇していきますが、3%程度までと緩やかながら安定成長を見込んでいるようです。

三井住友銀行

 金利上昇のスピードが速いと考えているようで、3年で2%超までの上昇を見込んでいます。ただ、その後、景気後退局面入りすると見ているのか、金利が2%前後まで低迷し、10年後に金利が再び上昇を始めると見ているようです。

りそな銀行

 2年以内に1%を超えると見ており、早期の利上げを予想しているようですが、その後は緩やかな上昇と考えているようです。その後も、持続的な経済成長により金利は4%を超えるとの予想です。

 やや不自然なくらいに右肩上がりの金利上昇となっていて、10年以降は営業的な観点から数値を付けにいったにおいがしますが、このように景気が回復すればいいなと願わずにはいられません。

ソニー銀行

 2年以内にゼロ金利解除があっても、金利上昇は非常にゆっくりと予想しているようで、10年かけて2%程度に上昇との見込みのようです。10年後も持続的金利は上昇し、15年以内に3%近くまでの上昇とみているようです。

SBI新生銀行

 これまでの銀行とは大きく異なり、1年以内にゼロ金利解除がなされた後は、むしろ金利が低下するという大胆な予測のようです。

 とはいうものの、1年前と店頭金利の設定が全く変化がないため、予測というよりは、営業政策的な設定なのでしょう。

今後30年or35年までの金利推移予測

今後30年までの金利推移予測

三井住友信託銀行

 1年以内にゼロ金利が解除されると見込んでいるようです。3年たって景気は減速するも徐々に持ち直し、20年後までに変動金利は4%まで上昇するという、明るい予想です。

住信SBIネット銀行

 前回と違って、今回は金利がマイナスになるようなおかしな金利設定にはなっていませんでした。それでも、5年以内にはゼロ金利解除がないと予想するという、他行とは異なる独自路線を貫いています。

 7年後以降は、金利は急上昇し、20年後には6%近辺までとかなり極端な見込みとなっています。おそらくこれは予想ではなく、営業的な金利設定により生じたゆがみではないかと思われます。

auじぶん銀行

 2年以内にゼロ金利解除と予想しているようですが、その後、20年くらいまで金利がゆっくり2%に、30年後には3%に上がるという予想です。あくまでも個人的な見解ですが、金利設定は、あまり担当者が考えずに適当に金利設定したようにしか見えません。

PayPay銀行

 ゼロ金利解除は5年後ですぐには起こらないと見ているようです。たまた、7年目にはまた現在のゼロ金利に戻るという、非常に大胆は金利設定をしていて、やや見識を疑ってしまいます。おそらく、営業政策的な金利設定なのでしょう。

変動金利上昇は想定すべき

 以上のように、銀行によって変動金利の金利の見通しはかなり違います。また繰り返しになりますが、あくまで固定金利との金利差から試算したものであり、確定的な情報ではありません。

 とはいえ、「主要12銀行は、10年後の変動金利が1.176%〜2.579%と想定している」と試算できることはお分かりいただけたかと思います。

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2023年11月時の金利予想

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新規借入2025年5月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

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※こちらの商品は住信SBIネット銀行の住宅ローンです。上記は新規借入で物件価格80%以内で借入れの場合。物件価格80%超で借入れの場合は、上記金利に年0.050%上乗せ。借り換えの場合は融資率にかかわらず、金利は一律となります。
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  • SBIマネープラザは、証券、保険、住宅ローンなどを取り扱う、SBIグループのマネー相談プラザ
  • 全国10支店において対面で相談できるので、初心者でも安心
  • 変動金利が低い「住宅ローン」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「フラット35」を取り扱っており、2種類の住宅ローンを比較して申し込める

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBIグループの企業で、変動金利が低い「住宅ローン」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「フラット35」を取り扱っています。

 

住信SBIネット銀行の住宅ローンについては、住信SBIネット銀行自身で販売しているローンとは商品性が若干違います。融資実行時までに住宅建築にかかる土地購入代金等が必要な人に対しては、「つなぎ融資」の取扱いがあるのです。

 

また、店舗販売専用の商品なので、店舗で相談しながら手続き出来ます。ただし、住宅ローン相談窓口は全国に10店舗しかないため、居住地域によっては利用が困難です。

 

審査は住信SBIネット銀行と同じだと思っていいです。また、事務手続きに比較的時間がかかります。

関連記事 SBIマネープラザの金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.20%
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融資額×2.20%
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繰上返済手数料(一部)
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0円(1円以上1円単位)
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500万円以上、2億円以下
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100万円以上8,000万円以下
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・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限。当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域。ただし、借地上・保留地・共有仮換地上の物件、離島にある物件については、取扱いできない
■フラット35
使い道
年収
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

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年収
(個人事業主等)
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総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
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事業年数
(個人事業主等)
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年齢
(借入時)
■自社商品

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70歳未満
年齢
(完済時)
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80歳未満
その他条件
無料の団信
【満50歳以下】
一般団信
+3大疾病50%保障
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約

【51歳以上】
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一般団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
3大疾病50%保障(がんと診断確定された場合、ローン残高が50%に。急性心筋梗塞、脳卒中で手術、または60日以上後遺症が継続するなどの状態でローン残高が50%に)
就業不能保障(就業不能状態なら毎月のローン返済を最大12カ月保障。8大疾病以外は24カ月保障、当初3カ月免責)
全疾病保障(8疾病で就業不能状態が12カ月超の場合。または、8疾病以外のすべてのけがや病気で就業不能状態が24カ月超の場合、ローン残高が0円 )
先進医療特約(通算1000万円まで)
オプション
(特約)の団信
3大疾病100%保障【40歳未満】
金利+年0.2%3大疾病50%保障【40歳以上】
金利+年0.25%3大疾病100%保障【40歳以上】
金利+年0.4%ワイド団信
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大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
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年0.640%
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「団信革命」は要介護まで保障も
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※金利引き下げ条件:次の①②を満たし、新たにりそな銀行所定の住宅ローンを利用する方を対象とさせていただきます。①お申込み~ご契約までWEB完結でお手続き※いただける方②給与振込、りそなデビットカード〈プレミアム〉、りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉JCBゴールドいずれか1つのご契約※WEB完結とは、「りそな住宅ローン事前審査WEB申込」「りそな住宅ローンマイページによる正式審査申込の利用」「りそな住宅ローン電子契約サービスの利用(非対面電子契約、店頭電子契約のいずれも可)」の全てをご利用いただくことです。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.3%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
要介護3以上などでローン残高が0円になる「安心保障付団信」が無料
実質金利(手数料込)
0.792%
総返済額 3427万円
表面金利
年0.660%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
80,015円
おすすめポイント

保証料など0円サービスが充実
②新規借入で変動金利の場合は自己資金10%以上で金利優遇あり
③最大3億円まで借入可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が無料
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBI新生銀行の住宅ローンは、10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低い点が特徴です。

 

商品も特徴的で、介護状態を保障する団信や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
借入残高×2.2%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
オプション
(特約)の団信
ガン団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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