リビンマッチ(一括査定サイト)の信頼性や評価を解説! 対応する不動産の種類が多く、地方での査定にも強み

2018年8月14日公開(2021年4月1日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

不動産一括査定サイト「リビンマッチ」は本当に信頼できるサイトなのか? 不動産を売却する際に非常に便利な不動産一括査定サイトだが、その中でも不動産仲介会社が1400社と多めで、幅広い種類の不動産に対応しているのが、「リビンマッチ」だ。運営企業や掲載している不動産会社、対応している不動産の種類などについて調査するとともに、ライバルサイトとの違いや評判も比較してみた。

【目次】

  1. リビンマッチとは
  2. リビンマッチのメリット・デメリット
  3. リビンマッチの査定に必要な項目
  4. 多数の不動産会社に査定依頼するのが、売却成功のカギ

リビンマッチとは

 不動産一括査定サイトのリビンマッチとは、どのようなサービスなのか、運営会社や査定に対応する不動産の種類、提携する不動産仲介会社について見てみよう。

・不動産系サービスを幅広く展開する会社が運営

 まず、「リビンマッチ」の運営会社について見ていこう。

 「リビンマッチ」は、2004年に設立されたリビン・テクノロジーズ株式会社が運営している。以前はシースタイルという社名だったが、2018年に社名変更した。そして2019年6月28日には、東京証券取引所マザーズ市場へ上場している。

 サービス開始は2006年で、老舗サイトの一つだ。元々はインターネット広告代理店としてスタートしており、現在は不動産会社比較サイト「リビンマッチ」が主力事業となっている。不動産売却のための一括査定だけでなく、賃貸管理、マンション管理などの一括査定も手がけている。東京都中央区に本社があり、大阪、福岡にも営業事務所がある。資本金は3100万円、従業員70人のベンチャー企業だ。「プライバシーマーク認定」も取得しており、安心感がある

■リビンマッチの運営会社は?
運営会社 リビン・テクノロジーズ株式会社(東証マザーズ)
サービス開始 2006年
不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

・リビンマッチで査定できる不動産の種類

 次に、対応している「不動産の種類」を見ていこう。入力画面を見ると、以下の不動産に対応していることが分かる。

  • ・マンション一室
  • ・一戸建て
  • ・土地
  • ・マンション一棟
  • ・アパート一棟
  • ・ビル一棟
  • ​・ビル一室
  • ・投資マンション(1R・1K)
  • ・区分所有ビル(ビル一室)
  • ・店舗・工場・倉庫

 取引の多い居住用物件だけでなく、アパート一棟などの投資用物件があるほか、ビル一棟や店舗などどちらかといえば法人向けの物件にも対応している。不動産の種類は一般的なニーズに応えられるものがそろっているだろう。

・1400社以上の不動産仲介会社と提携

 では、リビンマッチで「一括査定」をすると、どんな不動産仲介会社を紹介してくれるのだろうか。以下がその詳細だ。

■リビンマッチが掲載する不動産会社は?
営業エリア 全国
掲載する不動産会社数 1400社以上
掲載する主な不動産会社 センチュリー21グループ、みずほ不動産販売、大京グループ、大成有楽不動産販売グループ、住友林業ホームサービス、近鉄不動産、東京建物不動産販売、長谷工リアルエステート、ポラスグループ・中央住宅、朝日住宅
不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

 「リビンマッチ」が対応するエリアは全国。掲載する不動産仲介会社は、約1400社だ。

 1400社というと、ライバル他社と比較して多めだが、具体的な会社名が公開されていないところは残念だ。とはいえ、同社では2017年における利用者数を440万人以上と発表しており、これは類似サービスではトップクラスだ。

リビンマッチのメリット・デメリット、どんな人におすすめか?

 ここで、リビンマッチの「メリット」「デメリット」「どんな人に向いているサイトか」について、確認しておこう。

■リビンマッチのメリット、デメリットは? どんな人向けか?
メリット 掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある
デメリット 運営会社が広告代理店で上場していない
どんな人に向いているか 大都市だけでなく、地方の不動産も含めて幅広いエリアで査定したいと考えている人向け
不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

 掲載する不動産仲介会社は1400社。投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫など幅広い種類の不動産にも対応しているだけでなく、地方の不動産仲介会社ネットワークも充実しており、あらゆるエリア、あらゆる物件を査定しようとした時でも対応できるのがメリットだろう。

 ただし、運営会社はベンチャー企業で上場はしていない点が気になる人もいるだろうが、サービス開始は2006年と、10年以上のサービス歴を持っている。不動産に関する様々なサービスを幅広く手掛けており、知名度は徐々に上がってきている。

リビンマッチの査定に必要な項目

 では、「リビンマッチ」のサイトは、どうやって利用し、どんな入力項目が必要なのか、実際のサイト画面を見ながら説明しよう。入力項目はやや多めで、携帯電話番号やメールアドレスは必須、リフォームや注文住宅への興味も回答する必要がある。

 まずはトップ画面は次のようになっている。

リビンマッチのトップ画面
リビンマッチのトップ画面

 「リビンマッチ」のトップ画面に書いてあるように、査定は「無料」だ。不動産仲介会社から紹介料を貰うことで経営しており、査定をする売り主候補の人からは料金を貰わないというビジネスモデルとなっている。

 この画面で、「物件種別」「都道府県」「市町村」を指定し、[無料査定スタート]ボタンを押すと、以下の画像のように査定してほしい物件の情報入力画面に移動する。以下はスマホの画面だ。

リビンマッチ査定02リビンマッチの物件情報の入力画面(スマホ版)

 この画面で、査定物件の「所在地」の情報を入れる。[次へ]ボタンを押すと、続いて「専有面積」「間取り」「建築年」などの情報を入れる。ページの最後にある[あと少しです]ボタンを押すと、以下の画像のように依頼者情報や査定理由の入力画面になる。

リビンマッチ査定03リビンマッチの依頼者情報と査定理由の入力画面(スマホ版)

 必要事項を入力して、[次で最後です]ボタンを押すと、「売却希望時期」、「物件所有者」、「査定企業への要望」、そして候補となる不動産仲介会社が表示される。

リビンマッチ査定03リビンマッチでは、売却査定の他に、賃料査定や買取査定の依頼候補も提示される

 今回、候補として提示された不動産仲介会社は、売却査定が6社、賃料査定は4社、買取査定は4社の合計14社となった。いずれも社名のみで、どのような会社であるかの情報はない。ただし、対象となる不動産のエリアを得意とする不動産会社を中心に紹介してくれるので、自分で不動産会社を探すよりも大変効率的だ。

 サイトでは「最大6社に査定依頼」と載っているが、これは売却査定候補の不動産会社数のようだ。また、他社では「60秒」が多い中で、「45秒の入力で」と謳われているが、必須項目の内容や数を考えると、内容を確認しながら45秒で済ませるのは難しいというのが正直な感想だ。

 以下の記事で、リビンマッチを使って実際の分譲マンションを査定した結果を公開しているので、ぜひ参考にしてほしい。

【関連記事はこちら】>>不動産一括査定サイトの「リビンマッチ」で、記者が実際に査定を依頼してみた結果は? 不動産会社の対応や査定書を公開!

多数の不動産会社に査定依頼するのが、売却成功のカギ

 不動産の価格は、一般の売り主にとっては情報が少なく、分かりにくい。それだけに、多数の不動産仲介会社から査定してもらい、話を聞くことが売却を成功させるカギになる。

 もし、リビンマッチの紹介してくれる不動産仲介会社が少なかったり、気になる会社が少なかったら、他の一括査定サイトを併用してもいいだろう。

 また、査定金額だけを見て、一喜一憂してはいけない。最近は売却の契約を取りたいがために、相場よりもかなり高めの査定価格を出す不動産会社もゼロではない。ある程度、候補となる不動産仲介会社を絞り込んだら、実際に訪問査定をしてもらって、「価格に根拠があるか」、「不動産の知識を持っているか」、「営業マンが誠実かどうか」などをチェックしたほうがいいだろう。いい不動産会社に出会うためにも、多くの不動産会社に査定してもらうことをおすすめする。
⇒無料で査定を依頼できる「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

◆リビンマッチ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫
掲載する不動産会社数 1400社 不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2006年
運営会社 リビン・テクノロジーズ(東証マザーズ)
紹介会社数 最大6社(売却6社、賃貸、買取)
【ポイント】強みは、掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある点。弱点は、運営会社が広告代理店で上場していないこと。
不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

【関連記事はこちら】>>不動産一括査定サイト&査定業者25社で比較! 売却価格の相場を無料で査定するおすすめサイトやメリット・デメリットなど徹底解説!

【不動産一括査定サイトで実際に査定した結果は?】
HOME4U
リビンマッチ
イエウール
LIFULL HOME'S
イエイ
マンションナビ

リビンマッチについて 質問 FAQ

Qリビンマッチとは?
A

リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所マザーズ上場企業)が運営する不動産一括査定サイト。掲載不動産仲介会社は1400社と類似サービスではトップクラス。査定は無料で依頼できる。

Qリビンマッチのメリットは?
A

掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある。
詳しくはこちら。

Qリビンマッチのデメリットは?
A

運営会社が広告代理店で上場していない。
詳しくはこちら。

 

Qリビンマッチの評判は?
A

ダイヤモンド不動産研究所の記者が覆面取材をしたが、便利なサービスであると感じた。大手の不動産仲介会社とも提携しており、実際にまとめて査定依頼することができた。
詳しくはこちら。

 

Q不動産一括査定サイトとは?
A

不動産の情報や個人情報を一括査定サイトで入力すれば、6社程度の不動産仲介会社に対してまとめて価格査定を依頼できる無料のサービスのこと。
詳しくはこちら。

 

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<不動産売却の基礎知識>
相場を知るために、まずは「一括査定」を活用!

 不動産の売却に先駆けて、まずは相場を知っておきたいという人は多いが、それには多数の不動産仲介会社に査定をしてもらうのがいい

 そのために便利なのが「不動産一括査定サイト」だ。一括査定サイトで売却する予定の不動産情報と個人情報を一度入力すれば、複数社から査定してもらうことができる。査定額を比較できるので、不動産の相場観が分かるだけでなく、きちんと売却してくれるパートナーである不動産会社を見つけられる可能性が高まるだろう。

 以下が主な「不動産一括査定サイト」なので上手に活用しよう。

■おすすめの無料「不動産一括査定サイト」はこちら!
◆SUUMO(スーモ)売却査定(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地
掲載する不動産会社数 約2000店舗 不動産一括査定サイト「SUUMO(スーモ)売却査定」の公式サイトはこちら
サービス開始 2009年
運営会社 株式会社リクルート住まいカンパニー(東証一部子会社)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 不動産サイトとして圧倒的な知名度を誇るSUUMO(スーモ)による、無料の一括査定サービス。主要大手不動産会社から、地元に強い不動産会社まで参加しており、査定額を比較できる。
SUUMO(スーモ)売却査定はこちら
◆HOME4U(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、ビル、アパート、店舗・事務所
掲載する不動産会社数 1500社 不動産一括査定サイト「HOME4U」の公式サイトはこちら
サービス開始 2001年
運営会社 NTTデータ・スマートソーシング(東証一部子会社)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、日本初の一括査定サービスであり、運営会社はNTTデータグループで安心感がある点提携会社数は競合サイトと比較するとトップではないが、厳選されている。
HOME4U無料査定はこちら
◆イエウール(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1600社以上 不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら
サービス開始 2014年
運営会社 Speee
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる点。弱点は、サービスを開始してまだ日が浅い点。
イエウール無料査定はこちら
◆LIFULL HOME'S(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、倉庫・工場、投資用物件
掲載する不動産会社数 2399社
サービス開始 2008年
運営会社 LIFULL(東証一部)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】強みは、匿名査定も可能で安心であるほか、日本最大級の不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S」が運営している点。弱点は大手の不動産仲介会社が多くはないこと。
LIFULL HOME'S無料査定はこちら
◆イエイ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1700社 不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2007年
運営会社 セカイエ
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、サービス開始から10年以上という実績があるほか、対象となる不動産の種類も多い。「お断り代行」という他社にないサービスもある。弱点は、経営母体の規模が小さいこと。
イエイ無料査定はこちら
◆マンションナビ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション
掲載する不動産会社数 900社超、2500店舗 不動産一括査定サイト「マンションナビ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2011年
運営会社 マンションリサーチ
紹介会社数 最大9社(売却・買取6社、賃貸3社)
【ポイント】 強みは、マンションに特化しており、マンション売却査定は6社まで、賃貸に出す場合の査定は3社まで対応している点。弱点は、比較的サービス開始から日が浅く、取り扱い物件がマンションしかない点。
マンションナビ無料査定はこちら
◆おうちダイレクト「プロフェッショナル売却」(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、一棟マンション、一棟アパート、店舗、事務所
掲載する不動産会社数 9社 おうちダイレクトの一括査定依頼サービス「プロフェッショナル売却」の公式サイトはこちら
サービス開始 2015年
運営会社 ヤフー株式会社、SREホールディングス株式会社(ともに東証一部子会社)
紹介会社数 最大9社
【ポイント】ヤフーとソニーグループが共同運営する一括査定サイト。不動産会社に売却を依頼後も、ヤフーとおうちダイレクトのネットワークを使い、購入希望者への周知をサポートしてくれる。
おうちダイレクトの一括査定依頼サービス「プロフェッショナル売却」はこちら
 
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