山口県で人気の高い新築マンションが分かる「新築マンション人気ランキング」を作成した。下関、山口、周南、新南陽といったエリアが人気だ。これは、住宅評論家の櫻井幸雄氏が、デベロッパー33社を調査して作ったランキングだ。マンション選びの参考にしよう。(画像)関門海峡/出典:PIXTA
山口県の新築マンション市況:駅直結、複合開発のマンションは高価格でもよく売れる
山口県は、人口減少が続き高齢化も進んでいる県。昭和60年に約160万人だった人口が、その後減少を続け、現在は140万人を割り込んでいる。住宅は木造一戸建てが主体。しかし、シニアの二人暮らしや一人暮らしになると、交通が不便な場所の一戸建ては暮らしにくく、都市部のマンションの人気が高まりつつある。
山口県の大都市というと、以下の3市だ。
・県庁所在地で山陽・九州新幹線の「のぞみ・みずほ」停車駅、そして面積も大きい山口市
・人口が最も多い下関市
・新幹線の「のぞみ・みずほ」の一部が停車する徳山駅がある周南市
この3市に都市機能が分散している状況だ。
新築マンションが建設されるのも山口市内、下関市内、そして周南市内が主体。その価格水準は70㎡を超える3LDK、4LDKでも3000万円前後というレベルだった。しかし、近年、新幹線駅に特別近い場所で、3LDKが4000万円を超える水準の新築マンションが出ている。
駅とペデストリアンデッキ(歩行者専用通路)で直結し、商業施設との複合開発であったりすると、ひときわ高い価格になる。それでも、特別なマンションとして、注目度が高く、販売も好調となりがち。それは、地方の中核都市の多くに生じがちな現象といえる。特別なマンションは、特別な価格でも人気が高まるものである。
山口県の新築マンション人気ランキング
今回は対象となる物件はありませんでした。
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