石川県で人気の高い新築マンションが分かる、「新築マンション人気ランキング」を作成した。金沢、香林坊、広岡、七尾といったエリアが人気だ。これは、住宅評論家の櫻井幸雄氏が、ディベロッパー33社を調査して作ったランキングだ。マンション選びの参考にしよう。
石川県の新築マンション市況:インバウンド効果と北陸新幹線で注目度を高める。金沢駅西口の地価は、近年急速に上昇
インバウンド効果と、2015年3月の北陸新幹線開業で観光客が一気に増加しているのが、石川県の県庁所在地、金沢。その金沢で、観光客が集まるのは、北陸地方を代表する繁華街である香林坊のあたり。しかし、それとは別に、近年地価が上昇している場所がある。それは、兼六園や香林坊のある「金沢駅東口側」ではなく、金沢駅の西口側。地元の人たちが“駅西”と呼ぶエリアである。
新幹線開通で新しくなったJR金沢駅は、東口を「兼六園口」、西口を「金沢港口」と名付けている。そこから、西口に“裏口”の印象を受ける人がいるかもしれない。しかし、現在の金沢駅西口側(駅西)には、別の顔がある、それは、開発が進む新しい街区という顔である。
「金沢港口」側には、2003年に石川県庁が移転。以後、NHK金沢放送局や北國銀行の本店も香林坊から“駅西”に移転し、金沢市の新都心と位置づけられている。駅前には大きな広場が設けられ、小松空港に向かうバスの多くもここから出発。駅からは「50m道路」とも呼ばれる幅広の駅西けやき大通りが金沢港方面に伸びている。
この駅前広場に面した「広岡一丁目」が、2014年に地価公示で地価上昇率が15.8%、翌15年は17.1%となり、2年連続で商業地の地価上昇率日本一となり、話題となった。
また、西口側にはスーパーマーケットがいくつもあって、便利だ。そして、地元の人たちが子どもを通わせたいと思う公立の小中学校が“駅西”にある。金沢市内で、注目のエリアになっている。
石川県の新築マンション人気ランキングをすべて掲載
「新築マンション人気ランキング」は、「販売目前(モデルルーム公開前)」「販売中(モデルルーム公開中)」の新築マンションについて、「パンフレットなどの資料請求」と、「販売センターでのモデルルーム見学や商談」が、総戸数に比べてどのくらい多いかを「人気倍率」として計算し、ランキングにしたものだ。
※主要売主33社の人気上位物件をランキングしているため、対象物件数の少ないエリアは、
1位のみなど掲載物件数の少ない場合があります。人気倍率の計算方法はこちら。
販売中の人気新築マンション
1位サーパス金沢広岡(物件詳細はこちら)

1.6倍
- 価格
- 4,090万円〜5,790万円
- 完成時期
- 2023年12月下旬(予定)
石川県金沢市広岡2丁目904番(地番)
JR北陸本線「金沢」駅まで徒歩8分他
- 間取り
- 2LDK・3LDK
- 専有面積
- 62.28~80.94㎡
- 総戸数
- 30戸
- 来場者数
- 40人
- 売主
- 穴吹工務店
- 施工会社
- 株式会社穴吹工務店
※データは2023年6月30日時点。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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