神奈川県(横浜市、川崎市を除く)で人気の高い新築マンションが分かる、「新築マンション人気ランキング」を作成した。神奈川県では藤沢市、平塚市、海老名市などの人気エリアの物件が豊富だ。これは、住宅評論家の櫻井幸雄氏が、ディベロッパー33社を調査して作ったランキングだ。マンション選びの参考にしよう。(画像)藤沢駅前/出典:PIXTA
>>横浜市の新築マンション人気ランキング
>>川崎市の新築マンション人気ランキング
神奈川県の新築マンション市況:郊外で「自然が身近」と「通勤が便利」を満たす物件が人気
ウィズコロナの時代、家で家族と過ごす時間の大切さが叫ばれ、実際に多くの人が「家で過ごす時間を大事にしよう」と考えるようになった。この流れで注目を集めているのが、首都圏郊外エリア。実際に、神奈川県、埼玉県、千葉県のマンションは、ウィズコロナで総体的に関心が高まっている。といっても、神奈川県、埼玉県、千葉県であればどこでもよいというものではない。
自然が身近で通勤の不便さが少ない場所で、納得できる広さのマンション住戸が予算内で購入できる。加えて、郊外に行くのなら、何かとびきりのエリア特性が欲しい……そんな、欲張りな願望を叶える場所のマンションが関心を集めているように感じられる。
藤沢、平塚、海老名で
新築分譲マンションが増えた
神奈川県は、従来から販売中、販売前ともに高倍率物件が多い場所だ。つまり、人気マンションが出やすい場所……その傾向はウィズコロナになっても変わらない。が、人気マンションがどこにあるのかを調べると、以前とは明らかな違いが生じている。
武蔵小杉や横浜駅周辺といった神奈川県の人気エリアではなく、藤沢駅や平塚駅、海老名駅といった、少々離れた場所のマンションが目立つ。これは、海に近い藤沢・平塚。山に近く、圏央道を利用すると海にも行きやすい海老名に憧れる人が増えた結果ではないか。
もちろん、藤沢、平塚、海老名に新規物件が多いことも原因なのだが、そもそも藤沢・平塚・海老名で新築分譲マンションが増えたのは、「今なら、売れる」と不動産会社が考えた結果とみることができる。やはり、コロナ禍の影響は大きい。
価格は3LDKが5000万円以上のケースが多く、割安というわけではない。駅から徒歩10分以内の便利なマンションが主体なので、安く購入するのはむずかしい。それでも、自然が身近で、通勤にも支障は少ない、という場所のマンションであれば、長く住み続けて不満はないだろう。神奈川県の「郊外で、自然が身近なマンション」は、人気を維持しそうだ。
神奈川県の新築マンション人気ランキングをすべて掲載
「新築マンション人気ランキング」は、「販売目前(モデルルーム公開前)」「販売中(モデルルーム公開中)」の新築マンションについて、「パンフレットなどの資料請求」と、「販売センターでのモデルルーム見学や商談」が、総戸数に比べてどのくらい多いかを「人気倍率」として計算し、ランキングにしたものだ。
※主要売主33社の人気上位物件をランキングしているため、対象物件数の少ないエリアは、
1位のみなど掲載物件数の少ない場合があります。人気倍率の計算方法はこちら。
販売中の人気新築マンション
1位プラウド湘南平塚(物件詳細はこちら)
1.5倍
- 価格
- 5,100万円〜6,200万円
- 完成時期
- 竣工済(2024年5月)
- 神奈川県平塚市代官町28-1(地番)
- JR東海道本線「平塚」駅徒歩5分他
- 間取り
- 2LDK+S・3LDK
- 専有面積
- 65.88~72.80㎡
- 総戸数
- 58戸
- 来場者数
- 67人
- 売主
- 野村不動産
- 施工会社
- 株式会社安藤・間東京支店
Yahoo!不動産詳細へ
2位【完売】バウス東林間
1.4倍
- 価格
- 3,998万円〜6,898万円
- 完成時期
- 2024年2月竣工済み
- 神奈川県相模原市南区上鶴間六丁目1562番66(地番)
- 小田急江ノ島線「東林間」駅徒歩5分他
- 間取り
- 2LDK~4LDK
- 専有面積
- 53.31~80.12㎡
- 総戸数
- 72戸
- 来場者数
- 97人
- 売主
- 中央日本土地建物・ファーストコーポレーション
- 施工会社
- ファーストコーポレーション株式会社
※データは2024年8月28日時点。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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◆新築マンション人気ランキング |
神奈川県のエリア概況(人口、暮らし、治安)は?
◆神奈川県の基本データ(人口、暮らし) | ||
人口 | 918万2071人 | 全国2位 |
人口(2030年の推計) | 905万1000人 ※1 | ― |
人口(2040年の推計) | 878万2000人 ※1 | ― |
世帯数 | 411万7592世帯 | 全国2位 |
人口密度(人/㎢) | 3,800人/㎢ | 全国3位 |
外国人人口 | 19万8504人(2.2%) | ― |
子ども比率(未就学児童÷総人口) | 5.5%(50万4391人) | ― |
出所:神奈川県ホームページ、※1 「平成28年 神奈川県人口ビジョン」(PDF) |
神奈川県における人口、世帯数はともに全国2位となる。1km²あたりの人口密度は3位。また、外国人人口は19万8504人で県総人口の2.2%を占めている。県人口に占める子どもの比率は5.5%と低い。
また、神奈川県発表による最新の将来人口推計(「平成28年 神奈川県人口ビジョン」)によると、2030年には905万1000人に減少、2040年には878万2000人と900万人台を切る。
◆神奈川県の治安 | ||
犯罪件数 | 4万3035件 | 全国20位 |
犯罪発生率 | 4.7% | ― |
※犯罪発生率は、犯罪件数÷総人口×1,000より算出(出所:神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」) |
治安に関して、神奈川県警察が発表した2017年の神奈川県内の犯罪件数(刑法犯認知件数)は、全国で20位となる。東京に近い都市地域の持つイメージとは異なる数値だが、ここ数年は犯罪件数も減少傾向にあり犯罪発生率も低くなってきている。
神奈川県の土地・地盤は?
日本列島のほぼ中央に位置し、関東平野の南西部にあたる。中央部を南流する境川と相模川によって、地形は、東部に丘陵と沿岸部、中央部は平野と台地、西部は山地帯の3つに分けられる。また、太平洋の黒潮の影響を受け、温暖で雨量の多い太平洋側気候となっている。
元号が明治となった1868年に神奈川県に改称。1877年、足柄県の編入。1893年、多摩3郡が東京府へ移管され、現在の神奈川県域となる。33の市町村数を有し、面積は2,415.81 km²、全国で43番目の大きさである。
東京に隣接する東部には人口が密集。JR東海道線・京浜東北線・横須賀線、京王線、東急東横線、京浜急行線、小田急線など都心へのパイプラインが充実している。
主要な地域を以下にまとめてみた。
●横須賀・三浦地域
横須賀市
神奈川県南東部の三浦半島に位置し、市域はほぼ三浦丘陵によって占められている。中央部も最高標高約100m台の山間部や丘陵部が中心で平地は少ないため、古くから海岸線の埋め立てが行われ、現在の市街地の大部分は埋立地にある。
明治40年には市制が施行され、昭和時代に入ると大日本帝国海軍の軍事施設を持つ周辺の町村との併合で、ほぼ現在と同様の市域となった。面積は100.82km²。
人口は39万6971人、16万7211世帯。外国人人口は5,421人で同市人口の1.4%、未就学児童数は1万9522人で4.9%占める。将来人口推計は2035年の33万1697人、2060年の23万2268人と急激な減少が見込まれている※1。平均所得は約318万円で全国300位である※2。犯罪件数は1,493件、犯罪発生率は3.8%である※3。
市内には京浜急行、JR横須賀線が走る。また国道16号線も整備され、市内中心部からはいずれも約1時間で東京都心へアクセスできる。
京浜急行横須賀中央駅の周辺は、市の中心地として、駅の北東側には商業地が、南西側には上町銀座、中里、池の端などの古い商店街が広がる。また、国道16号沿いの小川町や日の出町付近には、行政施設や銀行、オフィスビルが並ぶとともに小中学校や高層マンションが集まる生活圏でもある。
- 出所: 横須賀市ホームページ
- ※1 平成28年 横須賀市人口ビジョン(PDF)
- ※2 総務省「市町村税課税状況等の調」
- ※3 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」
鎌倉市
神奈川県三浦半島西側の付け根部に位置し、標高20m~100mの起伏に富んだ三浦丘陵の北部にあたる。
江戸後期には地域内の寺社が多くの参詣客を集めるようになるが、明治初期でも現在の鎌倉市の中心市街地は形成されていなかった。昭和に入ると鎌倉山の分譲を機に大規模な住宅開発が行われた。また芸術家や文化人が鎌倉へ移り住み、松竹撮影所が蒲田から大船へ移転するなど活況を呈しはじめた。
1939年、鎌倉町と腰越町が合併、市制を施行して鎌倉市が誕生。1948年に深沢村、大船町を編入し、現在の市域となる。面積は39.67 km²。
人口は17万2258人、7万4338世帯。外国人人口は1,250人で同市人口の0.7%、未就学児童数は8,408人で4.8%を占める。将来人口推計はすでに2010年の17万4312人をピークに、2030年は16万5357人、2060年は14万1788人と減少傾向にある※1。平均所得は約457万円で全国18位である※2。犯罪件数は744件、犯罪発生率は4.3%である※3。
市内の交通にはJRの東海道本線・横須賀線、湘南モノレール江の島線、江ノ島電鉄線が走る。都心へはJR横須賀線利用で約1時間。
とくに東海道本線大船駅では駅周辺の大規模場な再開発が進んでおり、商業施設、住宅施設、駐車場から構成される高さ約75m、21階建てのタワーマンションが誕生する。
- 出所: 鎌倉市ホームページ
- ※1 平成28年 鎌倉市人口ビジョン(PDF)
- ※2 総務省「市町村税課税状況等の調」
- ※3 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」
逗子市
神奈川県三浦半島北西部の付け根部分に位置し、三浦丘陵の西側にあたる。標高20m~180mの起伏に富んだ地形だが、西側の逗子海岸の海岸低地や田越川等の流域や東逗子駅付近は河川低地が入り組んでいる。
1950年、横須賀市から分離独立、逗子町となり、1954年、市制を施行し逗子町が逗子市となる。面積は17.28 km²。
人口は5万7439人、2万4520世帯。外国人人口は504人で同市人口の0.8%、未就学児童数は2,938人で5.1%を占める。将来人口推計はすでに2010年の5万8299人をピークに、2030年は5万1883人、2040年は4万7386人と減少を続ける※1。平均所得は約426万円で全国28位である※2。犯罪件数は217件、犯罪発生率は3.7%である※3。
市内にはJR横須賀線と京浜急行電鉄逗子線が走っており、東京都内までそれぞれ約1時間で結ばれる。JR逗子駅と京急新逗子駅は約300m離れており、その間に市街地が広がっている。駅前には商店街が広がりそのまま歩いて海岸まで行ける。また、駅の反対側出口は瀟洒な家が並ぶ住宅街となっている。
- 出所: 逗子市ホームページ
- ※1 平成28年 逗子市人口ビジョン(PDF)
- ※2 総務省「市町村税課税状況等の調」
- ※3 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」
●県央地域
相模原市
神奈川県北部に位置し、東部は相模川左岸の相模原台地に、西部は丹沢山地と高尾山・陣馬山などの山地で、そこを相模川などの河川が刻むわずかな平坦面がある。標高は丹沢山地中央にある蛭ケ岳山頂の1,673mが最も高く、南区にある新磯小学校の35.68mが最も低い。面積は328.91 km²。
1954年に市制が施行され、相模原市となる。また、2006年に津久井町、相模湖町、2007年に藤野町、城山町を編入合併し、現市域となり、緑区、中央区、南区の3つの行政区を持つ。
人口は72万2919人、32万3432世帯。外国人人口は1万4720人で同市人口の2.0%、未就学児童数は3万9286人で5.4%。将来人口推計は2020年の73万2077人をピークに、2030年は71万4890人、2040年は67万4615人と減少傾向になる※1。平均所得は約338万円で全国177位※2。犯罪件数は3,928件、犯罪発生率は5.4%である※3。
市内から東京都心へは小田急小田原線、京王線相模原線、JR中央本線が直結。
また大規模な公園など自然あふれる環境に若年世帯を中心とした人口の流入が増加しており、小田急線相模大原駅・東林間駅、京王線橋本駅、JR横浜線相模原駅周辺は商業地化が進んでいる。とくに橋本周辺はリニア中央新幹線駅が計画されており、大型商業施設や高層マンションが目立っている。
- 出所: 相模原市ホームページ
- ※1 平成28年 相模原市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン(PDF)
- ※2 総務省「市町村税課税状況等の調」
- ※3 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」
厚木市
神奈川県のほぼ中央に位置し。山中湖を源とする相模川が流れる相模平野の北端にあたる。西の丹沢山地と、そこから南東に開けた相模川西岸の平野部とにまたがる。西は丹沢山地に連なる標高約30~1,000mの山岳地帯の高台、東は南北に流れる相模川の流域の標高約10~20mの河川低地である。面積は93.84 km²。
1955年、厚木町・睦合村・小鮎村・玉川村・南毛利村の1町4村が合併して厚木市が誕生。同年、依知村、中郡相川村、1956年、荻野村を編入し、現在の市域となる。
人口は22万5247人、9万9586世帯。外国人人口は6,958人で同市人口の3.1%、未就学児童数は1万2144人で5.3%を占める。将来人口推計は2020年の73万2077人をピークに、2030年は71万4890人、2040年は67万4615人と減少傾向にある※1。平均所得は約341万円で全国163位※2。犯罪件数は1,538件、犯罪発生率は6.8%である※3。
都心へは小田急小田原線の本厚木駅から約1時間で直結。
駅周辺はすでに商業地としてにぎわっているが、駅南口側において地上22階・地下2階の商業・業務施設と高層マンションが一体となった複合開発ビル、ザ・パークハウス 本厚木タワーの建設が進んでいる。
- 出所: 厚木市ホームページ
- ※1 平成28年 厚木市人口ビジョン(PDF)
- ※2 総務省「市町村税課税状況等の調」
- ※3 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」
海老名市
神奈川県のほぼ中央に位置する南北に長い地形で、西部の相模川流域の標高10~20m台の相模平野には水田地帯が広がり、東部の標高30~40m台の丘陵地帯では急激に宅地開発が進んでいる。面積は26.59km²。
1955年に海老名町、有馬村が合併し、1971年に海老名市として市制が施行された。
人口は13万2824人、5万6429世帯。外国人人口は2,383人で同市人口の1.7%、未就学児童数は7,876人で5.9%を占める。将来人口推計は2023年の13万6752人をピークに、2030年は13万4500人、2040年は12万7700人と減少傾向にある※1。平均所得は約352万円で全国127位※2。犯罪件数は778件で犯罪発生率5.8%である※3。
市内には小田急小田原線、相模鉄道、JR相模線が走り、都心へは小田急小田原線の海老名駅利用で1時間たらず。
駅東口には100軒以上の専門店が入る複合型商業施設ビナウォークがあり、さらに、大手スーパー、家電量販店、ホテル、高層マンション、公共施設が軒を連ねて活況を呈している。小田急線・JRの両海老名駅間にあたるめぐみ町一帯で開発が進むビナガーデンには地上31階建てのタワーマンション、リーフィアタワー海老名アクロスコートが建設中である。
- 出所: 海老名市ホームページ
- ※1 平成28年 海老名市人口ビジョン(PDF)
- ※2 総務省「市町村税課税状況等の調」
- ※3 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」
●湘南地域
藤沢市
神奈川県中央南部に位置する。市の北部は相模原台地の南端部にあたり、広い平坦な地形となっている。市内を流れる境川や引地川流域は谷地となっており、南部は相模湾に接する標高数mの海岸低地である。江の島、片瀬、鵠沼、辻堂海岸が連なる湘南海岸の要所でもある。面積は69.57km²。
1940年に藤沢町が市制を施行し藤沢市が誕生。1941年に村岡村、1942年に六会村、1947年に片瀬町、1955年に小出村大字遠藤、御所見村、長後、高倉を編入し現在に至っている。
人口は43万2095人、18万8393世帯。外国人人口は6,241人で同市人口の1.4%、未就学児童数は2万6115人で6.0%を占める。将来人口推計は2030年の43万0789人をピークに、2040年は42万2658人と減少傾向にある※1。平均所得は約396万円と全国51位※2。犯罪件数は2,224件で犯罪発生率は5.1%である※3。
市内から都内まではJR東海道線利用で約50分。市の中心街にある藤沢駅周辺には百貨店やスーパー、また、数多くの商店街、商業施設、行政機関が広がっている。しかし、駅を離れると閑静な住宅地へとその姿を変える。とくに駅南口にあたる鵠沼橘界隈には瀟洒なマンションが建ち並んでいる。また、辻堂元町では1,000世帯規模のスマートシティを作る「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」の実現をめざしたまちづくりが進んでいる。
- 出所: 藤沢市ホームページ
- ※1 平成28年 ふじさわ「まち・ひと・しごと」ビジョン(PDF)
- ※2 総務省「市町村税課税状況等の調」
- ※3 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」
伊勢原市
神奈川県のほぼ中央に位置する。地形は北西部の丹沢山地にある標高1251.7メートルの大山から、市の大部分を占める標高30m以上の高台を経て南東部を流れる相模川流域の標高10m前後の低地へと傾斜している。1960年代から宅地開発が急激に進んだが、稲作、果樹作、酪農を中心とした農業も健在である。面積は55.56㎡。
1889年、伊勢原村、板戸村、東大竹村、田中村、池端村が合併して大住郡伊勢原町に、その後も数々の合併を行い、1971年に市制施行して伊勢原市となる。
人口は10万2157人、4万4261世帯。外国人人口は2,070人で同市人口の2.0%、未就学児童数は5,539人で5.4%を占める。将来人口推計は2020年の10万1415人をピークに、2030年は9万8799人、2040年は9万3189人と減少傾向になる※1。平均所得は約340万円で全国167位※2。犯罪件数は494件、犯罪発生率は4.8%である※3。
市内から都心へは小田急線利用で約1時間。
市の中心街となるのは伊勢原駅周辺で、北口は春から秋にかけ週末になると江戸時代から続く大山参りなどの行楽客でにぎわう。桜台方面の南口には金融機関、公共機関、大手スーパー、家電量販店などがひしめきあっている。
- 出所: 伊勢原市ホームページ
- ※1 平成28年 伊勢原市人口ビジョン(PDF)
- ※2 総務省「市町村税課税状況等の調」
- ※3 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(平成30年1~11月累月暫定値)」
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