駅から徒歩1分以内! 超駅近中古マンション価格ランキング・ベスト5
あなたのマンションの相場、値上がり率は?

2021年1月30日公開(2021年2月1日更新)
櫻井幸雄
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東京都の最寄り駅から徒歩1分以内の超駅近マンションで、「最も値上がりしたマンション」「最も価格が高いマンション」はどこなのか。東京都の中古マンションの″価格″と″値上がり率″の高い順に作成したランキングをもとに、全国のマンションに精通する住宅評論家の櫻井幸雄氏が解説。併せて、東京都の超駅近中古マンションの相場が分かる「価格ランキング」を1位から100位まで公開する。(執筆:住宅評論家・櫻井幸雄、データ提供:マンション情報サイト『マンションレビュー』

駅から徒歩3分以内のマンションは値下がりしにくい!

 マンションは、駅に近いものほど価値が高い……それは昭和時代から言われてきたことだ。2つのマンションでどちらを買おうか迷ったら、1mでも駅に近いほうを選べばよい、とまでされた。駅に近いマンションほど、中古で値上がりしやすいことが分かっていたからで、「駅近マンションは資産価値が高い」ことは、その頃から広く知れ渡っていたわけだ。

 ただし、昭和時代は、「駅から離れていても、庭付き一戸建てならば話は別。庭付き一戸建ては、文句なしに価値が高い」ともされた。一戸建ては別格扱いされていたのだ。しかし、その駅から遠い庭付き一戸建ては、平成に入ってから評価が下がりだし、駅近マンションの独り勝ちになってしまった。

 コロナ禍の今、郊外で、広く、安いマンションにも利点はある、とされるようになったが、それでも、資産価値が高い、つまり将来値上がりしやすい不動産は、とにかく駅近のマンションである。なかでも、駅から徒歩3分以内のマンションは、とりわけ値下がりしにくく、資産価値が高いとされる。

 もちろん、駅に近い一戸建てがあれば、その資産価値は高い。しかし、駅から徒歩3分以内の場所で、庭付き一戸建てはめったに出現しない。マンションならば、地下鉄の駅上とか、駅に向かうコンコースに面した入り口のある物件が登場するが、一戸建てでは絶対に無理。駅に近いマイホームとなれば、マンションに分があるわけだ。

 そこで、今回は駅近のさらに駅近、徒歩1分以内の超駅近中古マンションに絞って、その価格と価格上昇率を見てみよう。

駅から徒歩1分以内の超駅近中古マンション価格ランキング、1位は「ブランズ六本木ザ・レジデンス」

 現在、都心で最寄り駅から徒歩1分以内の中古マンションで、最も高い値段で取引されているマンションランキング・ベスト100の上位5物件は以下の通りだ。

超駅近の中古マンション価格ランキングベスト5

 今回、超駅近の中古マンションで最も価格が高かったのは、「ブランズ六本木ザ・レジデンス」。2019年に完成した築浅の中古マンションだ(下のストリートビュー参照)。

 建設地は、六本木通りと東京ミッドタウンの中間に位置する六本木4丁目。その一帯は、かつて赤坂檜町と呼ばれた。今でもその古い呼び名は、東京ミッドタウンの東側に広がる港区立檜町公園に残っている。そして、「パークコート赤坂檜町ザ・タワー」など、近年建設されたマンションの多くが、好んで「檜町」の地名をつけている。それだけ、不動産業界において「赤坂檜町」のネームバリューが高いということだろう。

 また、六本木4丁目一帯は小規模の高級マンション多発エリアで、新築分譲価格が50億円を超える超高額マンションが登場したこともある。が、一般の目に触れることなく販売され、一部の人しか知らない存在……そんなマンションがいくつもある場所だ。

 そのなかで、「ブランズ六本木ザ・レジデンス」は、広く公開されて分譲されたマンションである。

 2018年の新築分譲時の価格は、約105㎡〜212㎡が3億円から6億9000万円。50億円に比べれば、控えめな価格設定だ。この都心の一等地で、広く、高額なマンションは、中古になっても高値で取引されている

新規分譲時に即完売した
「テラス渋谷美竹」が5位

 一方で、「新築分譲時は安かった」といえるのが、価格ランキング5位の「テラス渋谷美竹」だ(下のストリートビュー参照)。その立地は、渋谷駅から徒歩1分で、宮益坂から一歩入った場所。「渋谷ヒカリエ」にも近い絶好地だ。渋谷駅徒歩1分でありながら、繁華街の喧噪(けんそう)からは一歩離れているため、便利さと静かを両立させる立地でもある。

 全196戸の住宅とオフィス、商業施設からなる大規模複合マンションで、その建物は、地上17階建て。決して眺望の良いマンションではないが、中間階・免震構造を採用し、建物のレベルは高い。一方で、新築時の価格は抑えられ、約33㎡の住戸が3780万円から、60㎡台半ばの2LDKで7000万円台という設定だった。住戸は33㎡台の1Kから113㎡台の3LDKまで43タイプもあった。

 分譲された2011年当時、山手線の内側に位置する都心部では、マンションの新規分譲が減ってきていた。その中で、「テラス渋谷美竹」は現・東京都住宅供給公社が分譲したマンションの建て替え事業として建設された。再開発マンションの性格があるため、周辺の中古マンション相場と比べても、むしろ割安な価格設定になったと考えられる。

 リビングダイニングの天井カセット式エアコンやキッチンのディスポーザー、食器洗い乾燥機、タンクレストイレなどを標準設置し、住戸内の設備は充実。警備員とコンシェルジュが常駐する24時間有人管理も採用。そのつくりの良さもあり、新築分譲時は瞬間蒸発的に完売した。中古マンション市場でも、人気が高いのは当然だろう。

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あなたのマンションの最新価格を調べるには?
7つの「無料サービス」を比較!

 今回紹介した、中古マンションの「価格ランキング」「価格上昇率ランキング」は、集計を行った2019年9月時点のものだ。当然、その後も売り出し価格の相場は変化し続けている点、留意してほしい。

 もし、自分が所有するマンションの「現在の売却価格の相場」を知りたい場合は、「不動産一括査定サイト」という無料サービスを利用する手がある。

SUUMO(スーモ)売却査定
リクルートのSUUMO(スーモ)でも、無料で一括査定ができる

 売却価格を知りたいマンションの情報などを一度入力するだけで、複数社の不動産仲介会社から価格査定をしてもらうことができる。査定額を比較できるので、不動産の相場観が分かるのだ。

 ただし、「査定価格が高いから」という理由だけで、その不動産仲介会社を信用しないほうがいい。客をつかまえるために「あえて高値を提示している」ということもありえるからだ。(そうした不動産仲介会社の場合、売却を依頼した後に「なかなか売れません」などと言いながら、売り出し価格の値下げを勧めてくるだろう。)

「大手に頼んでおけば安心」という人も多いが、不動産業界は大手企業であっても、売主を無視した手数料稼ぎ(これを囲い込みという)に走りがちな企業がある。

 そういう意味でも、価格査定は複数社に依頼するのがおすすめだ。査定価格と見比べながら「価格の根拠」や「売却に向けたシナリオ」「対応は誠実かどうか」といったポイントをチェックするのがいいだろう。

 以下で主な「不動産一括査定サイト」を7つピックアップし、比較した。それぞれ特徴があるので、上手に活用してほしい。
【25サイト比較はこちら】>>不動産一括査定サイト&査定業者25社で比較! メリット・デメリット、掲載不動産会社、不動産の種類で評価しよう

■無料で価格査定してもらえる「不動産一括査定」7サイト徹底比較
◆SUUMO(スーモ)売却査定(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地
掲載する不動産会社数 約2000店舗 不動産一括査定サイト「SUUMO(スーモ)売却査定」の公式サイトはこちら
サービス開始 2009年
運営会社 株式会社リクルート住まいカンパニー(東証一部子会社)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 不動産サイトとして圧倒的な知名度を誇るSUUMO(スーモ)による、無料の一括査定サービス。主要大手不動産会社から、地元に強い不動産会社まで参加しており、査定額を比較できる。
SUUMO(スーモ)売却査定はこちら
◆HOME4U(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、ビル、アパート、店舗・事務所
掲載する不動産会社数 1500社 不動産一括査定サイト「HOME4U」の公式サイトはこちら
サービス開始 2001年
運営会社 NTTデータ・スマートソーシング(東証一部子会社)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、日本初の一括査定サービスであり、運営会社はNTTデータグループで安心感がある点提携会社数は競合サイトと比較するとトップではないが、厳選されている。
HOME4U無料査定はこちら
◆イエウール(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1600社以上 不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら
サービス開始 2014年
運営会社 Speee
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる点。弱点は、サービスを開始してまだ日が浅い点。
イエウール無料査定はこちら
◆LIFULL HOME'S(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、倉庫・工場、投資用物件
掲載する不動産会社数 1789社(2019年12月)
サービス開始 2008年
運営会社 LIFULL(東証一部)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】強みは、匿名査定も可能で安心であるほか、日本最大級の不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S」が運営している点。弱点は大手の不動産仲介会社が多くはないこと。
LIFULL HOME'S無料査定はこちら
◆イエイ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1000社 不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2007年
運営会社 セカイエ
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、サービス開始から10年以上という実績があるほか、対象となる不動産の種類も多い。「お断り代行」という他社にないサービスもある。弱点は、経営母体の規模が小さいこと。
イエイ無料査定はこちら
◆マンションナビ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション
掲載する不動産会社数 900社超、2500店舗 不動産一括査定サイト「マンションナビ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2011年
運営会社 マンションリサーチ
紹介会社数 最大9社(売却・買取6社、賃貸3社)
【ポイント】 強みは、マンションに特化しており、マンション売却査定は6社まで、賃貸に出す場合の査定3社まで対応している点。弱点は、比較的サービス開始から日が浅く、取扱い物件がマンションしかない点。
マンションナビ無料査定はこちら
◆おうちダイレクト「プロフェッショナル売却」(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、一棟マンション、一棟アパート、店舗、事務所
掲載する不動産会社数 9社 おうちダイレクトの一括査定依頼サービス「プロフェッショナル売却」の公式サイトはこちら
サービス開始 2015年
運営会社 ヤフー株式会社、SREホールディングス株式会社(ともに東証一部子会社)
紹介会社数 最大9社
【ポイント】ヤフーとソニーグループが共同運営する一括査定サイト。不動産会社に売却を依頼後も、ヤフーとおうちダイレクトのネットワークを使い、購入希望者への周知をサポートしてくれる。
おうちダイレクトの一括査定依頼サービス「プロフェッショナル売却」はこちら
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