「シティテラス若江岩田」の価格や特徴を分析! 大阪モノレールの新駅ができれば、大化けする可能性も⁈

2022年2月10日公開(2023年10月2日更新)
櫻井幸雄:住宅評論家

新築マンション「シティテラス若江岩田」は、東大阪市の近鉄奈良線「若江岩田駅」から徒歩8分、全436戸の大型物件。注目は、2029年開業予定の大阪モノレール本線「瓜生堂(うりゅうどう)駅」(仮称)が徒歩3分の場所に新設される可能性があること。そして、3LDKが4000万円台前半という価格が実現しそうなこと。あくまでも可能性ではあるが、期待が高まる。(住宅評論家・櫻井幸雄)

工場地帯というイメージが変化した「東大阪市」

「シティテラス若江岩田」が建設されるのは、大阪市と隣接する大阪府東大阪市。近鉄奈良線の若江岩田駅を最寄りとする場所だ。この立地にマイナー感を抱く人もいるだろう。理由は、東大阪市に「工場の多い場所」というイメージがあるからだ。

 しかし、若江岩田駅に降り立つと、超高層マンションをはじめとした複数のマンションが立っている。駅のすぐそばからマンションが目立つので、工場エリアより住宅エリアの趣が強い。

 もちろん、駅から離れれば工場は多い。しかし、大阪中心部を取り巻く工場エリアは、近年性格を変えている場所が多い。都島や神崎川、塚口、JRの尼崎駅周辺も大きく、様変わりしている。近鉄奈良線沿線の東大阪市内も同様。そう思って立地を見直すと、大阪市に隣接する場所で、まだマンション価格が抑えられている場所、という評価も生まれる。

 東大阪市は、豊中市、吹田市、摂津市などと同様、大阪市に隣接する市となるが、不動産価格は抑えられている。それでいて、大阪市中心部への距離は近く、新大阪駅に直通するJRおおさか東線も利用しやすい。

 また、大型商業施設「ららぽーと」の開設計画があるなど、東大阪市には注目すべき要素が多いのだ。

シティテラス若江岩田(物件詳細はこちら)
シティテラス若江岩田価格未定
完成時期2023年10月
交通近鉄奈良線「若江岩田」駅 徒歩8分
所在地大阪府東大阪市瓜生堂1丁目172番2他(地番)
間取り2LD・K+1S(サービスルーム(N))~3LD・K
専有面積64.27㎡~67.04㎡
物件の特徴総戸数436戸
  • 先着順申込受付
  • 住友不動産の大規模レジデンス南向き中心の全436戸
  • テレワークラウンジ・ゲストルームなど充実の共用施設
施工株式会社長谷工コーポレーション
売主住友不動産株式会社

「シティテラス若江岩田」の魅力①3LDK4000万円台が予想される価格帯

 近年、大阪の中心エリアとなる本町周辺や梅田エリアでは70㎡程度の3LDKが8000万円以上の水準となってしまった。それに伴い、北摂・阪神間でもマンション価格が上がりはじめ、5000万円台の新築3LDKを探すのが難しいという状況が生まれている。

 これに対して、「シティテラス若江岩田」の最寄り駅・若江岩田駅周辺であれば、4000万円台前半で新築マンションの3LDKが購入可能。大阪難波駅から20分ほどの距離で、この価格設定には納得感が大きい。

 「シティテラス若江岩田」の場合、64.27㎡〜70.67㎡の3LDKで構成されるのだが、取材時点で価格は未定。価格未定だが、エリアの相場価格である3LDKが「4000万円台前半」レベルで購入できるのではないか、と期待が高まるそれが、「シティテラス若江岩田」の一番の注目点だ。

「シティテラス若江岩田」の魅力②大阪モノレール本線の新駅から徒歩3分

 加えて、若江岩田駅周辺では、新たな駅の計画もある。その新駅近くに立地する点も「シティテラス若江岩田」の注目点となる。

 新駅とは、2029年開業予定の大阪モノレール本線で、「瓜生堂(うりゅうどう)駅」(仮称)が新設されることになっているものだ。瓜生堂駅(仮称)は大阪モノレール本線の始発駅となり、近鉄奈良線の若江岩田駅と八戸の里駅の間に開設される計画だ。

 この大阪モノレール本線の沿線では、「ららぽーと」が新設される計画もあり、エリアが活性化することが期待されている。

 大阪モノレールの新駅開業に合わせ、近鉄奈良線でも新しい駅ができる可能性がある。それは、大阪モノレールの新駅がつくられる場所(=現在の若江岩田駅)と八戸ノ里駅の中間になると予想される。そうなったとき、瓜生堂駅(仮称)周辺は、エリアの新たな拠点になるだろう。

 実は、「シティテラス若江岩田」の建設地は、この瓜生堂駅(仮称)予定地まで徒歩3分に立地している。これは、将来性の高いマンションを先取りしたい、と考える人にとって見逃せないポイントとなる。

 現状では、「シティテラス若江岩田」の建設地は若江岩田駅から徒歩8分。決して駅に近い立地とはいえず、少々離れた場所、ということになる。しかしながら、この「駅徒歩8分」は、将来変わる可能性が高いわけだ。

 さらに、将来の予測を続けると、大阪モノレール本線との乗り換え駅となる新駅には近鉄奈良線の急行が止まる可能性もある。

 新駅から徒歩3分で、しかも、その新駅には近鉄奈良線の急行が止まるとしたら……実に、夢が広がる立地なのだ。

「シティテラス若江岩田」の魅力③充実した共有施設と平置き駐車場

「シティテラス若江岩田の完成予想外観
「シティテラス若江岩田」の完成予想外観

 「シティテラス若江岩田」の建設地は、現状のままでも高い利便性を備えている。マンション建設地から徒歩1分に「スーパーマルハチ瓜生堂店」があり、「ウエルシア東大阪瓜生堂店」が徒歩2分。徒歩3分には「ニトリモール東大阪店」があり、そのほかにも複数のスーパーマーケットが徒歩圏に集まっているからだ。

 そして、「シティテラス若江岩田」は、東大阪市で最大級となる全436戸の大規模マンションという特徴も備える。

 大規模マンションのスケールメリットを生かし、来客が宿泊できるゲストルームにパーティールーム、キッズルームにテレワークラウンジなど共用施設が充実する計画。家族で過ごす家時間が増えている現在、充実した共用施設に憧れる人は多い。その点でも、注目のマンションということになる。

 また、その住戸は、南向き中心の3LDKで構成される。キッチンにはディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)と食器洗い乾燥機を標準設置。バルコニーで水が使えるミニシンクも全戸に設置される計画だ。

 このほか、敷地内の駐車場はすべて平置き式となる計画。機械式駐車装置を使わないので、車の出し入れが楽。そして、機械のメンテナンスにお金がかかる心配もないので、修繕積立金や管理費を上げないで済むという効果も期待できる。

 「シティテラス若江岩田」では、若江岩田駅方向にメインエントランスを設けるほか、瓜生堂(仮称)駅が設けられる方角にもサブエントランスが設置される。サブエントランスも、メインエントランスに劣らぬつくりにする計画だという。瓜生堂駅(仮称)が開業したときのことを見越しているわけだ。

 「シティテラス若江岩田」が将来楽しみなマンションであることは間違いない。その販売は2022年6月からの予定で、2021年の11月から事前案内会が始まっている。

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シティテラス若江岩田(物件詳細はこちら)
シティテラス若江岩田価格未定
完成時期2023年10月
交通近鉄奈良線「若江岩田」駅 徒歩8分
所在地大阪府東大阪市瓜生堂1丁目172番2他(地番)
間取り2LD・K+1S(サービスルーム(N))~3LD・K
専有面積64.27㎡~67.04㎡
物件の特徴総戸数436戸
  • 先着順申込受付
  • 住友不動産の大規模レジデンス南向き中心の全436戸
  • テレワークラウンジ・ゲストルームなど充実の共用施設
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