「リニアゲートタワー名古屋」の価格や特徴を分析! リニア中央新幹線がとまる名古屋駅周辺物件は、今のうちに買っておくのが正解か?

2022年11月9日公開(2022年11月19日更新)
櫻井幸雄:住宅評論家

「リニアゲートタワー名古屋」は、名古屋駅西口から徒歩10分に建設される19階建て、総戸数220戸の大規模マンションだ。リニア中央新幹線の建設が進む名古屋駅周辺のマンションは、将来、資産価値が上がる可能性がある。抑えられた価格のコンパクトな間取りが中心で、若い世代や投資物件としても注目を集めている。(住宅評論家・櫻井幸雄)

「リニアゲートタワー名古屋」の価格は?

「リニアゲートタワー名古屋」の特徴は、リニア中央新幹線への期待が高まる名古屋駅周辺で、駅に近い大規模マンションであること。名古屋駅徒歩10分以内では最大の戸数規模となる。

 もうひとつの注目点は、ズバリ、抑えられた価格だ。2022年10月から始まった第2期販売住戸の予定価格は、以下のようになっている。

1K(412号室)  28.79㎡ 2578万円
1LDK(503号室)  35.82㎡ 3168万円
2LDK(501号室)  65.98㎡ 5608万円
3LDK(1310号室)71.58㎡ 7858万円

 特に、4階の1Kや5階の1LDKは、2000万円台~3000万円台と価格が抑えられている。13階の3LDKはさすがに7000万円を超えるのだが、それより上の階で8000万円以上の住戸は第1期ですでに売れてしまった。

 名古屋駅徒歩圏の新築マンションは値上がりが著しく、タワーマンションの下層階の3LDKでも7000万円以上する。その価格水準からすれば、上層階で7000万円台、8000万円台なら安い、という評価が生まれているわけだ。

 しかしながら、「リニアゲートタワー名古屋」の特徴は単に「割安」というだけではない。多方面から見て、狙い目と考える人が多い。つまり、注目要素が多いマンションということになる。その理由を解説していこう。

外観眺望合成写真。写真中央が「リニアゲートタワー名古屋」
リニアゲートタワー名古屋(物件詳細はこちら)
リニアゲートタワー名古屋価格2,578万円~7,858万円(予定)
完成時期2024年2月
交通JR東海道本線「名古屋」駅 徒歩10分 (太閤通口)、名古屋市営東山線「名古屋」駅 徒歩10分 (13番出入口)、名古屋市営桜通線「中村区役所」駅 徒歩4分 (1番出入口)
所在地愛知県名古屋市中村区中島町二丁目42番1(地番)他
間取り1K~3LDK
専有面積28.79㎡~71.58㎡
物件の特徴総戸数220戸
  • 未来に向け進化する「名古屋」駅徒歩10分に、200戸超の大規模レジデンスが誕生!
  • 2層吹抜けのエントランスホールをはじめ、ホテルライクな美しい共用部と充実した設備。
施工株式会社長谷工コーポレーション
売主総合地所株式会社、三菱地所レジデンス株式会社

最大のデメリットは、地味な名古屋駅西口にあること?

 「リニアゲートタワー名古屋」の建設地は、名古屋駅の西側だ。現在、名古屋駅の周辺では超高層のオフィスビルが次々に建てられ、その中にトヨタ自動車が名古屋オフィスを構えるなど話題に事欠かない。その活気ある街区は、名古屋駅の東側だ。

 名古屋駅の東側では、名古屋駅から繁華街である栄エリアまでベルト状に再開発を行っていく計画が打ち出されている。「リニア中央新幹線開業に向け、発展する名古屋駅周辺」という場合、この東側を指すのが一般的だ。

 スポットライトが当たっている東側と比べると、西側は「いまだ波静か」の印象がある。東海道新幹線の乗り場に近いのは西口で、西口を出れば、ロータリーの先にビックカメラもある。だが、華やかな要素としては、それくらい。

 ビックカメラの先から昔ながらの商店街がはじまり、ラーメン店、焼き鳥店、焼き肉店が目立つし、学習塾も多い。商店の先には一戸建て住宅地が広がる。

 つまり、開発が急テンポで進む東側と比べ、西側には地味な印象があった。「リニアゲートタワー名古屋」は、その西側に位置している。だから、抑えた価格が実現した。でも、「西側じゃなあ~」と二の足を踏む人も出てくるのでは、と思われる立地なのである。

 しかし、二の足を踏んでいる人は少なそうだ。「リニアゲートタワー名古屋」は各種の住宅検索サイトで、アクセス数や資料請求数で1位を獲得している。

 多くの人が注目する理由は、地味な西側だが、リニア中央新幹線で大きく化ける可能性が高いのではないか、まだ安いといえる今のうちに買っておいたほうがよいのではないか、と考えている人が多い証拠だろう。

 それこそが、「リニアゲートタワー名古屋」の最大の注目点となる。では、名古屋駅西側とは、どんな場所なのだろうか。実際に歩いてみた。

リニア中央新幹線によって、大きく変化する可能性のある名古屋駅西口

「リニアゲートタワー名古屋」の建設地は、名古屋市中村区。中村区は、名古屋駅周辺の住所となり、近年、地価上昇率が全国一位になることが多い。

 中村区内にあって、「リニアゲートタワー名古屋」の建設地は中島町と則武という住所となる。「則武」の読み方は「のりたけ」。そう、食器の「ノリタケ」発祥地の地名である。

 建設地周辺には、商店街があり、一戸建て住宅地が続く。そのために、「地味」という評価が生まれるのだが、一方で、「昔から人が住んでいた場所」という見方もできる。昔から住宅地として発展してきた場所であるため、商店が多いし、スーパーマーケットも複数ある。総合病院にクリニック、金融機関、そして公園や保育園、幼稚園も多くある。

 「リニアゲートタワー名古屋」は、生活しやすい場所のマンションということも特徴となるわけだ。加えて、現地周辺を歩いて驚いたのは、すでにリニア中央新幹線の工事が始まっていることだ。

 首都圏に住んでいると、静岡県部分で工事が止まっているニュースのインパクトが強くなる。静岡の出来事でリニアの工事全体がストップしているように思いがち。だが、少なくとも名古屋駅西側では大規模な工事が進行中だった。

 その様子を見ると、リニア中央新幹線がにわかに現実味を増す。計画によると、リニア中央新幹線は東海道新幹線と直角に交わるように名古屋駅に到達する。そして、線路は地下に設けられ、線路の上は広大な公園として整備されることになっている。

 地味な名古屋駅西側は、リニア中央新幹線によって、大きく生まれ変わることになっている。そのとき、「リニアゲートタワー名古屋」は大化けする可能性が高い。そう感じている人が、現状「地味な場所」に建設される同マンションに注目しているわけだ。

リニア中央新幹線工事中の様子(筆者撮影)
リニア中央新幹線工事中の様子(筆者撮影)

充実の共有施設、各階には宅配ロッカーを設置

 「リニアゲートタワー名古屋」の建物外観は、東面と西面で異なる趣を示す。名古屋駅の方向に向いた東面は進化する名古屋駅のムードに合わせて白っぽい。一方、鈴鹿山脈を望む西面は、黒い天守が多かった豊臣の城のように黒みを帯びている。

 西面は名古屋の歴史を表しているのだろう。白っぽい東面、黒みを帯びた西面ともにタイル張り部分が多く、ガラス手すりとともに、美しい外観を形成する。

 建物全面には、特大の庇(ひさし)付き車寄せがあり、1階エントランスラウンジは2層吹き抜け。コンシェルジュサービスが付き、テレワークに便利なコワーキングラウンジや17階のスカイラウンジなど共用施設が充実する。

 一方、建物内はホテルのような内廊下方式を採用し、安全性も高い。また、24時間ゴミ出しOKだが、ゴミ集積場は1カ所となる。その代わり、各階に宅配ロッカーが設けられる。それは、従来のマンションにはない工夫だ。

抑えた価格の1LDKが中心、若い世代や投資目的に最適

「リニアゲートタワー名古屋」モデルルーム内(筆者撮影)

 住戸は、1Kから3LDKまでとバリエーションが多く1LDKを中心にしたコンパクトな間取りを多く用意している。これは、1人暮らし、2人暮らしの購入者、そして投資目的の購入者が多いことに対応した設定といえる。

 名古屋駅から徒歩10分と近く、今後の値上がりが期待できる物件なので、コンパクトな間取りの需要は多いはずだ。そのコンパクト住戸が、前述したとおり1Kが2578万円、1LDKが3168万円で購入できることに関心を示す人は多い。

 住戸はワイドスパン中心で、窓面積が広い。バルコニーの奥行きが1.9mあり、タワーマンションとしてはバルコニーが広くなっている。それらが生み出す開放感で、モデルルームでは、専有面積以上の広さを感じた。さらに、バルコニー側の柱形を室外に出すことや室内廊下を極力短くすることで、室内の有効面積を拡大する工夫も高く評価される。

 一方、住戸の多くは東向きか西向きとなっている。どちらがよいかは、悩みどころだろう。

 名古屋駅の夜景が美しいのは、東向き。一方で、鈴鹿山脈に向かって眺望が開けるのは西向き。西側には一戸建てを中心にした住宅地が広がるため、西向き住戸は眺望が開けるわけだ。名古屋駅側の眺望はエレベーターホールや17階のスカイラウンジでも満喫できる。そう考えると、西向きの魅力は大きい。

 「リニアゲートタワー名古屋」は、豪華なマンションというわけではないが、正形の間取りが多いなど基本設計が良く、暮らしやすさを追求している。抑えた価格なので若い世代でも購入しやすい。また、名古屋駅近くの物件をひとつ抑えておきたいという投資目的の人にも要チェックのマンションといえそうだ。

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リニアゲートタワー名古屋(物件詳細はこちら)
リニアゲートタワー名古屋価格2,578万円~7,858万円(予定)
完成時期2024年2月
交通JR東海道本線「名古屋」駅 徒歩10分 (太閤通口)、名古屋市営東山線「名古屋」駅 徒歩10分 (13番出入口)、名古屋市営桜通線「中村区役所」駅 徒歩4分 (1番出入口)
所在地愛知県名古屋市中村区中島町二丁目42番1(地番)他
間取り1K~3LDK
専有面積28.79㎡~71.58㎡
物件の特徴総戸数220戸
  • 未来に向け進化する「名古屋」駅徒歩10分に、200戸超の大規模レジデンスが誕生!
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