コロナ禍の今、テレワークに適したゆったりサイズの郊外物件に注目が集まっている。「リーフィアレジデンス橋本(エガオガオカ プロジェクト)」は、リニア中央新幹線の新駅で話題の橋本駅が最寄り駅となる新築大規模マンションだ。都心よりも一回り広いサイズの3LDKが格安の予定価格で売り出され、モデルルームは6月の再開以降、活況を呈している。(住宅評論家・櫻井幸雄)※新築販売時の記事です。
リーフィアレジデンス橋本の建設地は、リニア中央新幹線の新駅開設で注目の「橋本駅」
リニア中央新幹線に対する期待とともに、注目度を高めている場所がある。それは、リニアの駅が新設される予定になっている場所。京王電鉄相模原線とJR横浜線の「橋本駅」周辺も、その一つだ。そして、「リーフィアレジデンス橋本」は、その橋本駅を最寄りの駅とする新築マンションとして、今注目を集めている。
橋本駅はJR横浜線・相模線と京王電鉄相模原線が利用できるターミナル駅だ。その橋本駅の反対側(南口エリア)に、リニア中央新幹線の新駅・神奈川県駅(仮称)が誕生する予定になっており、リニア新駅ができれば橋本駅はリニア中央新幹線への乗り換え駅となる。
今はまだ、都心から離れた駅というイメージがあるが、リニア中央新幹線が開通すれば、品川まで1駅。10分程度の所要時間になる見通しという。品川駅から10分といえば、JR京浜東北線なら大田区の蒲田駅あたり。運行は1時間に1本程度というが、橋本駅がそんなに便利な場所になるのなら、今のうちにマイホームを買っておこうと考える人が多い。
そのため、橋本駅周辺の新築マンションは数年前から人気が上昇。分譲価格も大きく値上がりしている。
「リニア中央新幹線で橋本駅が化ける」と考えられる背景には、似たような立地条件となる「新横浜」駅が前例になっているようだ。
東海道新幹線の停車駅・新横浜駅周辺にはオフィスビルが立ち並び、マンションの価格は大幅に上昇している。新横浜駅と似たような状況になるのなら、リニア中央新幹線が開通する前に買っておこう、と橋本駅周辺の人気が高まるのも無理はない。
そこで今、注目されているのが新築の大規模マンションである「リーフィアレジデンス橋本」なのだ。
【完売】リーフィアレジデンス橋本(※新築時のデータです)
- 価格
- 先着順:2,998万円~4,438万円
- 完成時期
- 2021年6月(予定)
- 東京都町田市小山ヶ丘六丁目5番1号他1筆
- JR横浜線「橋本」駅から徒歩19分 他
- 間取り
- 3LDK、4LDK
- 専有面積
- 71.98㎡ ~ 92.18㎡
- 総戸数
- 425戸
- 売主
- 小田急不動産株式会社、積水ハウス株式会社、神鋼不動産株式会社
- 施工会社
- 株式会社長谷工コーポレーション
※データは2020年8月15日時点。最新情報は公式サイトをご確認ください。
リーフィアレジデンス橋本の価格は、首都圏の最低水準!
「リーフィアレジデンス橋本」が注目されるのは立地だけではない。特筆すべきはその価格だ。
71㎡超の3LDKが2500万円台から、82㎡超の3LDKが2900万円台からという設定は、現在の首都圏において、もっとも低い価格設定を実現している新築マンションの一つである。リニア中央新幹線で注目を高める橋本駅が最寄りで、無理せず購入できるマンションというわけだ。
それにしても、3LDKが2500万円台からという予定価格は、現在の首都圏マンション相場から見て、ひときわ安い。それは土地の入手方法が、市況の影響を受ける入札ではなく、もともと売主が所有していた土地であるということ、そしてこれから説明するマンションの立地が理由だろう。
駅近ではないからこそのメリットがある
「リーフィアレジデンス橋本」は、京王相模原線の始発駅であり、JR横浜線と相模線を利用できる橋本駅を最寄りとし、橋本駅から徒歩19分。もしくはバスで橋本駅から多摩美術大学南バス停まで3分、バス停から徒歩3分の立地となる。
マンションから橋本駅まではバスを利用することが多くなるだろうが、このバス便は使い勝手がよい。マンション建設地から歩いて3分のバス停には、朝の通勤時間帯に6分に1本の割合でバスが来る。橋本駅までのルートは渋滞がなく、所要時間3分、時間がかかっても6、7分なので、マンションの敷地を出てから6分から9分で橋本駅に到着する計算だ。これなら、駅から徒歩10分以内のマンションに住むのと大差ない。雨の日や夏の暑い日は歩くよりも、こちらのほうがよいと思えるケースもあるだろう。
そして、駅からバス利用という立地のおかげで、3LDKが2500万円台からという予定価格と、80㎡を超える住戸が中心というゆとりある生活が実現する。また、高台に位置し、開放感が大きく、眺望と日当たりのよさを実現する。これも駅近の立地では得がたい、リーフィアレジデンス橋本のメリットとなるだろう。
隣接地には大型ショッピングセンターなどがあり便利
前述したように、「リーフィアレジデンス橋本」は駅近マンションではない。といっても、不便な場所のマンションというわけではない。
というのも、マンション建設地の南側には道路を隔てて徒歩1分の場所に、スーパーマーケットや飲食店、ファッション・雑貨、「ザ・ダイソー」などの便利なショップをはじめ、銀行ATMなどがそろう大型ショッピングセンター「MrMax」があるのだ。さらに、目の前の多摩境通り沿いに「スーパーアルプス」「カインズ」「コストコ」「ベビーザらス」などの商業施設が集まっている。
教育環境としては、建設地から徒歩5分の場所に、地元の評価が高い小山ヶ丘小学校がある。小山内裏公園や三ツ目山公園など緑のスペースも多い。子育て環境にもすぐれた立地条件といえる。
広々とした3LDKの間取りは、リモートワークにも最適
「リーフィアレジデンス橋本」は、総戸数425戸の大規模マンションだ。そのスケールメリットで、共用施設が充実する。本格的なキッチンスタジオ付きでマルチに活用できるコミュニティースペースに、ライブラリー付きのラウンジ、キッズスペースなどがある。さらに、マンション敷地内には、既存緑地を活かした「さとやまの森」があるのも、ほかではみられない特徴で、子育て世帯にとって大きなメリットといえるだろう。
住戸は80㎡台の3LDKが中心となり、南南西向きと東南東向きの構成。70㎡前後の3LDKが主流になっている現在、80㎡台の3LDKは二回りも三回りも大きく感じる。各居室がゆったりした広さとなり、収納スペースが充実。リモートワーク用のデスクなども置きやすい広さだ。また、ほとんどの3LDKにウォークインクローゼットが2つ付くなど、暮らしやすい間取りとなっている。
リーフィアレジデンス橋本の魅力は、価格、将来性、ゆったりとした間取り
一般的にマンション購入検討者は、共用施設やサービスが充実する大規模マンションを好む。特に、スーパーマーケットが近いなど、生活が便利な大規模マンションであれば、「そんなところに住んでみたい」という人が多くなる。リーフィアレジデンス橋本は、その夢をかなえる大規模マンションとなる。これも忘れてはならないリーフィアレジデンス橋本のメリットだ。
一方、人気の駅近マンションというわけではないので、その部分をデメリットと感じる人もいるだろう。だだ、テレワークという働き方が定着しつつある今、必ずしも駅近にこだわらない層が一定数出てきているのも事実である。
橋本駅の「将来性」を備えながら、「手頃な価格」、「テレワークに適した広い部屋」が実現したことが、リーフィアレジデンス橋本の大きな注目点となることは間違いない。
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