「レ・ジェイド新横浜」の特徴と価格を分析! 進化するエリアにおける最大規模の分譲マンション、その魅力とは?

2023年7月21日公開(2024年4月30日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

新築マンション「レ・ジェイド新横浜」は、5路線を有する新横浜駅へ徒歩9分という立地の15階建て、総戸数190戸の大型分譲マンションだ。2023年3月に相鉄直通の東急新横浜線が開業し、渋谷・新宿方面へのアクセスが格段に向上した新横浜エリア。進化する新横浜のポテンシャルを反映し、販売も好調に推移している。モデルルームを訪問し、その魅力を探った。※新築販売時の記事です。

「レ・ジェイド新横浜」の特徴は?

「レ・ジエイド横浜」外観予想CG
「レ・ジェイド新横浜」外観予想CG(画像出典:公式ホームページから)

 これからの発展が期待される新横浜エリアで、190戸の最大規模の分譲マンションとなるのが「レ・ジェイド新横浜」だ。

 存在感のある洗練された外観も特徴的で、地上付近はレンガ調で横浜の歴史を、中層部は透明なガラスで新横浜の先進性をイメージしている。上層部は乳白色ガラスの3層デザインで気品ある装いだ。

 また、マンション周辺が「新横浜北部地区街づくり協議」地区に指定されており、安全な歩行空間の整備や調和のとれた街並み形成が図られていることも、「レ・ジェイド新横浜」の注目すべき所だと言えるだろう。

レ・ジェイド新横浜(物件詳細はこちら)
レ・ジェイド新横浜価格3,590万円~14,990万円
完成時期2025年2月
交通東急新横浜線「新横浜」駅 徒歩9分、JR東海道新幹線「新横浜」駅 徒歩9分、横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜」駅 徒歩9分
所在地神奈川県横浜市港北区新横浜 1-18-11(地番)
間取り1LDK~4LDK
専有面積30.10㎡~117.17㎡(備蓄倉庫面積含む)
物件の特徴総戸数190戸
  • 東急東横線直通「新横浜」駅徒歩9分(東急新横浜線・相鉄新横浜線)新線開通後5路線利用可
  • 新線・新駅開通による利便性「新横浜」駅最寄り最大190邸「横浜市環境設計制度」採択レジデンス
施工ファーストコーポレーション株式会社
売主株式会社日本エスコン、ファーストコーポレーション株式会社(国土交通大臣(1)第9388号)

「レ・ジェイド新横浜」の価格は?

 では、「レ・ジェイド新横浜」はどのような価格帯で売り出されているのだろうか。2023年5月18日から販売が開始され、モデルルームを訪問した6月中旬には販売された約94戸のうちの51戸が販売済み、と順調な滑り出しを見せている。

 ここで、潜入取材で聞き取った価格帯の一部を紹介する。

 「レ・ジェイド新横浜」の価格帯(すべて南東側)

3階 2LDK 5,450万円
3階 2LDK+S

6,800万円台

4階 4LDK

8,100万円台

5階

2LDK

5,700万円台

5階 3LDK 6,900万円台
10階 2LDK

5,850万円

10階 2LDK+S 7,270万円
11階 4LDK 8,290万円
12階 2LDK 6,000万円台
13階 3LDK 7,500万円台
14階 2LDK 6,040万円
14階 3LDK 7,500万円台

 「レ・ジェイド新横浜」の価格帯(すべて北西側)

3階 2LDK 4,240万円
3階 2LDK+S

6,500万円台

4階 1LDK

3,590万円

4階

2LDK

4,200万円台

5階 2LDK 4,400万円台
5階 1LDK

3,500万円台

6階 1LDK 3,200万円台、3,700万円台
11階 1LDK 3,300万円台、3,900万円台
11階 2LDK 4,690万円台
11階 3LDK 6,400万円台
14階 3LDK 6,490万円、7,290万円、
15階 1LDK 4,200万円台
15階 3LDK

7,390万円台

※2023年6月取材時点

 1LDK〜4LDKで全19のプランがあり、バランスよくどのプランも売れている。人気は3LDK、4LDKのファミリータイプだ。特に日当たりがよく、眺望がある南東側に位置するタイプの売れ行きが良い印象だった。

 ちなみに営業担当者によると、現時点で成約済みの購入層は30~40代の子育て世代が圧倒的に多いが、投資家、子育てが終わった世代の住み替えでの購入も一部あるそう。

 また、本物件とよく比較されやすいのは、「メイツ ザ・マークス新横浜」である。公開されている価格で計算すると、平均坪単価は「レ・ジェイド新横浜」の方がやや高くなるが、ほとんど坪単価は変わらない。

 「メイツ ザ・マークス新横浜」の方が駅から近いが、徒歩6分、「レ・ジェイド新横浜」は徒歩9分と僅かな差。内装や外観は「レ・ジェイド新横浜」がリッチであったり、周辺に緑地が多かったりなど、その人の優先順位によって意見は分かれそうな印象だ。

「レ・ジェイド新横浜」のスペックは?

上質感あるホテルライクな内廊下など充実の使用設備

 共用廊下は冷暖房、24時間換気のホテルライクな内廊下。玄関前には災害対策用品が収納できる備蓄倉庫が備えられているほか、ディスポーザーや食洗機、温水式床暖房、遮音性の高いT3サッシなど、設備も充実している。

 また防音性に優れた二重床・二重天井であり、将来リフォームもしやすいのが利点だ。

エレベーターは2台、機械式駐車場38台

 エレベーターは2台あり、100戸あたり1台の適正台数をクリアしている。駐車場は機械式38台で内6台がEV充電可。周辺には月極駐車場もあるとはいえ、190戸に対し38台は少ないと感じる人もいるかもしれない。

 そのほか、24時間ゴミ出しOKのゴミ置き場にペットの足洗い場、敷地内には災害時に炊き出しができるかまどベンチ、マンホールトイレなども設置されている。

「レ・ジェイド新横浜」のメリットは?

続いて、「レ・ジェイド新横浜」のメリットについて見ていく。

メリット1:最寄りの新横浜駅は5路線が利用できる

5路線が利用できる新横浜駅
5路線が利用できる新横浜駅(画像:筆者撮影)

 2023年3月に相鉄直通の東急新横浜線が開業した。それによって、新横浜駅は、武蔵小杉まで9分、自由が丘まで18分、中目黒まで26分、渋谷まで29分と、都心部へのアクセスが格段に良くなった。

 東急目黒線直通の始発電車も運行され、都心へ座っての通勤ができるだけでなく、大手町、新宿三丁目、池袋、六本木一丁目へもダイレクトアクセスが可能だ。

 新横浜駅は東急、相鉄、JR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーライン、そして東海道新幹線と5路線を有するビッグターミナルであり、周辺は現在進行形で大規模開発が行われている。

メリット2:新横浜駅へ徒歩9分の立地

 JR新横浜駅から環状2号線を南下し、JR横浜線にかかる陸橋を渡って少し行ったところに建設予定地がある。

「レ・ジェイド新横浜」の建設予定地
「レ・ジェイド新横浜」建設予定地(写真:筆者撮影)

 環状2号の車通りは多いが、歩道は広く、途中の陸橋にはエレベーターもあり、ベビーカーを押しながらの移動もスムーズにできそうだ。

 この相鉄・東急新横浜線の開業で交通の利便性が高まり、さらなる発展を遂げようとしている新横浜駅に徒歩9分でアクセスできるのは、「レ・ジェイド新横浜」の強みと言える

メリット3:子育て世帯に暮らしやすい環境

 新横浜駅北口周辺はビルが林立するビジネス街ではあるが、「レ・ジェイド新横浜」建設地周辺には「日産スタジアム」のある横浜市最大規模の公園「新横浜公園」(徒歩9分)、「新横浜第一公園」(徒歩2分)、新横浜駅前緑地(徒歩5分)などの公園があり、自然を感じながら子どもと遊ぶこともできる。

 また「新横浜公園」の隣には30以上の診療科のある救急指定病院「横浜労災病院」もあり、安心できる。

新横浜公園と労横浜災病院。見切れているのは日産スタジアム
新横浜公園と横浜労災病院。右側は日産スタジアム(画像:筆者撮影)

 加えて、「レ・ジェイド新横浜」では1階に「地域開放集会室」を設置し、子育てを支援する地域のさまざまな団体と提携しながら、子育て世帯が気軽に利用にできる場所づくりを進めている。子育て世帯には暮らしやすい環境が整えられている。

メリットまとめ

・新横浜エリア最大規模の分譲マンションであり、地区のランドマークになりうる存在感

新横浜駅へ徒歩9分という好立地

・周囲には大型公園などの緑地があり、子育てしやすい環境

・内廊下やディスポーザーなど、充実の設備仕様

・リッチな外観や内装

レ・ジェイド新横浜」のデメリット

 では、デメリットについてはどうだろう。気になることをまとめた。

デメリット1:周辺エリアはもともとラブホテル街だった

 「レ・ジェイド新横浜」周辺は、以前はラブホテルが立ち並ぶ場所だったこともあり、年々減少しているとはいえ、「レ・ジェイド新横浜」周辺にはまだラブホテルが数軒残っている。

 このあたりは「新横浜北部地区街づくり協議地区」であり、暮らしやすい住宅街へ向けたまちづくりが急ピッチで進められているものの、まだ治安に不安が残る人も多いかもしれない。

デメリット2:新横浜駅付近の大型商業施設はそこまで近くない

 新横浜駅北口側には、駅直結の「キュービックプラザ新横浜」「新横浜プリンスぺぺ」などの大型商業施設があり、「ユニクロ」「ロフト」「無印良品」、100円ショップから家電量販店もあり、買い物にも便利。「新横浜プリンスぺぺ」地下1階には、生鮮食品スーパーマーケット「フードウェイ」もある。

 とはいえ、これらの施設は駅の東側にあり、「レ・ジェイド新横浜」からは駅をまたいで反対側になる。

 現在、マンション周辺には、「まいばすけっと」(徒歩2分)、「リコス」(徒歩6分)などの小規模なスーパーしかない。買い物の利便性に期待しすぎるのは禁物だといえる。

デメリットまとめ

・周辺はかつてラブホテル街。今もラブホテルが数軒残っている

・190戸に対し駐車場が38台と少ない

・新横浜駅北口東側まで出れば大型商業施設があるが、マンション周辺には小規模スーパーしかない。

「レ・ジェイド新横浜」は買いか? 

 「レ・ジェイド新横浜」の強みは再開発物件であるということ。将来性を考えると期待感は高まるばかりだ。また進化する新横浜にふさわしいリッチな外観やデザインを魅力的に考える人も多いだろう。

 また、大型商業施設や駅から少し離れているからこそ、周囲は静かで落ち着いた住宅地の環境にあるとも言えるし、公園などの緑地も充実している。

 利便性だけではなく、住みやすさや将来性など、総合的に判断したい人にとっては、"買い”な物件ではないだろうか。

レ・ジェイド新横浜(物件詳細はこちら)
レ・ジェイド新横浜価格3,590万円~14,990万円
完成時期2025年2月
交通東急新横浜線「新横浜」駅 徒歩9分、JR東海道新幹線「新横浜」駅 徒歩9分、横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜」駅 徒歩9分
所在地神奈川県横浜市港北区新横浜 1-18-11(地番)
間取り1LDK~4LDK
専有面積30.10㎡~117.17㎡(備蓄倉庫面積含む)
物件の特徴総戸数190戸
  • 東急東横線直通「新横浜」駅徒歩9分(東急新横浜線・相鉄新横浜線)新線開通後5路線利用可
  • 新線・新駅開通による利便性「新横浜」駅最寄り最大190邸「横浜市環境設計制度」採択レジデンス
施工ファーストコーポレーション株式会社
売主株式会社日本エスコン、ファーストコーポレーション株式会社(国土交通大臣(1)第9388号)

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【完売】メイツ ザ・マークス新横浜(※新築時のデータです)

価格
第3期 3,598万円~7,398万円
完成時期
2024年08月下旬予定
  • 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目22番1外(地番)
  • 東急新横浜線「新横浜」駅 徒歩5分(7出口)
間取り
第3期 1LDK~3LDK
専有面積
第3期 39.27~73.72㎡
総戸数
118戸(別途店舗:1店舗有)
売主
名鉄都市開発株式会社 分譲事業本部 首都圏事業部
施工会社
株式会社長谷工コーポレーション

※データは2023年7月18日時点。最新情報は公式サイトをご確認ください。

 
 
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