以下は2022年版のデータです。
新築マンション販売戸数上位ランキング(2022年度)
まず、新築マンションの販売戸数の上位にどんな会社が名を連ねているのか見てみましょう。不動産流通推進センターの統計調査結果から、過去3年間(2018年度から2020年度)で常に上位20位以内に入っているマンションデベロッパーの平均販売戸数で順位を付けました。
マンションデベロッパーの平均販売戸数ランキング(全国)
順位 | デベロッパー | 平均販売戸数 |
---|---|---|
1位 | 住友不動産 | 5,526 |
2位 | プレサンス | 4,971 |
3位 | 三菱地所 | 4,319 |
4位 | 三井不動産 | 2,915 |
5位 | 三井不動産 | 2,632 |
6位 | 日本エスリード | 2,224 |
7位 | あなぶき興産 | 2,041 |
8位 | 大和ハウス | 1,789 |
9位 | タカラレーベン | 1,673 |
10位 | 東急不動産 | 1,596 |
*不動産流通推進センターの統計調査結果より 2018年度~2020年度の平均 |
トップ3は長らく旧財閥系で占めていたのですが、新興の「プレサンスコーポレーション」はかなり伸びてきて、昨年から2位に食い込んでいます。そして、別格で一つ頭が抜けているのが「住友不動産」です。
次に首都圏を見てみましょう。
マンションデベロッパーの平均販売戸数ランキング(首都圏)
順位 | デベロッパー | 平均販売戸数 |
---|---|---|
1位 | 住友不動産 | 4,292 |
2位 | 野村不動産 | 3,148 |
3位 | 三菱地所 | 2,249 |
4位 | 三井不動産 | 2,132 |
5位 | 新日本建設 | 1,156 |
6位 | 日鉄興和不動産 | 1,082 |
7位 | 東急不動産 | 1,028 |
8位 | 大和ハウス | 935 |
*2018年度~2020年度の平均 |
首都圏ランキングは、全国ランキングと似た順位になっています。販売戸数を見てもプレサンスを除く上位4社の大半が首都圏でマンションを販売しています。新日本建設は首都圏の地場の販売業者です。
最後に近畿圏のランキングです。
マンションデベロッパーの平均販売戸数ランキング(近畿圏)
順位 | デベロッパー | 平均販売戸数 |
---|---|---|
1位 | プレサンス | 3,575 |
2位 | 日本エスリード | 2,128 |
3位 | 住友不動産 | 737 |
4位 | 阪急阪神不動産 | 697 |
5位 | 近鉄不動産 | 697 |
6位 | 和田興産 | 605 |
7位 | 関電不動産開発 | 495 |
8位 | 東急不動産 | 484 |
*2018年度~2020年度の平均 |
近畿圏は、全国とガラっと変わります。全国ランキングで2位の「プレサンスコーポレーション」が1位、近畿圏では大半の物件を販売しています。2位の「日本エスリード」、4位の「阪急阪神不動産」、5位の「近鉄不動産」、6位の「和田興産」、7位の「関電不動産開発」は全国ランキング、首都圏ランキングに出てこなかった会社です。関西の地場で強い業者ということです。
全国マンションデベロッパー別の売上高に対する在庫数
(過去3年間の販売用不動産÷分譲売上高)


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